ラジオ修理


真空管ラジオの復活


 20年位前に私のところに来たのにほりっぱなしになっていた真空管式ラジオをやっと復活しました。


(1) 早川電機(現シャープ)製SR-285ST管5球スーパーラジオ
  このラジオは妻の実家の整理をした時に屋根裏で発見し、自宅へ持ち帰ったラジオです。1940年前半に販売されたST管式の5球スーパーラジオでマジックアイもつくようにフロントパネルには窓がありますがついていません。たぶんデラックスではなくスタンダードだったのでしょう? 製造されてから70数年を経過していてネズミの仕業か?木製のケースの中にしみがついていてシャーシの一部、電源トランスが腐っていました。できるだけオリジナルでと思ったのですが、電気がないとラジオはなりませんので、やむなく友人が持っていたトランスを提供してもらって交換しました。スピーカーもエッジがボロボロで今にもコーンが外れそうでしたので、これも友人の知恵を借りてマスキングテープで補修しました。電気部品は抵抗は劣化しにくいのですが、コンデンサは容量抜けしているのですべて交換し、ボロボロになった配線もすべてやり直しました。古いだけあって同調つまみとバリコンをつないでいる糸が切れており、タコ糸で代用しようかと思ったのですが、これも友人が持っていて提供してもらえました。マジックアイも付けて無事にラジオの受信ができるようになりました。木製のケースの昔ながらの快い音が聞こえます。
 木製のケースは塗装のひび割れ、剥がれなどはありましたが、あえてそのままにして汚れを落としてから、リンレイのハイプロテクトワックスで仕上げました。中々きれいですよ! 全面パネル、つまみなどはコンパウンドで大きな傷を消して磨き、アーマーオイル(自動車の内装などの艶出し剤)で仕上げました。



プラスチックのパネルは磨きすぎると文字が消える。




リンレイのハイプロテクトワックスで仕上げました




スピーカーのボロボロになったエッジはマスキングテープで補強




だいぶきれいになったシャーシ




(2) ナショナル製BL-280MT管5球スーパーラジオ

  このラジオはいつ頃どこから私のところに来たのかわかりません。
 これは早川電機(現シャープ)のラジオより10年位新しい1950年代のMT管製5球スーパーラジオでマジックアイも標準装備されています。
 新しいだけあって配線などの劣化はそれほどっでもなく、コンデンサ類を交換するだけですみました。
 木製のケース、前面パネル、つまみなどの艶出しは(1)と同様です。比較的簡単にできてラッキーでした。



















このページのトップへ


  
 
トップページへ戻る