阿蘇高岳・中岳縦走
あそたかだけ・なかだけ(1,592m・1,506m)
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阿蘇山群の最高峰、高岳 2010年9月 熊本県

先週バスに乗り遅れて断念した高岳にリベンジ。仙酔尾根(通称バカ尾根)に取り付き
高岳・中岳登り砂千里へと縦走した。仙酔尾根から高岳の火口縁に登りあがった頃、
濃い火山ガス発生の為、火口見物の観光客に避難するようにとのアナウンスが聞こえる。
登ってきた仙酔尾根を下るのは嫌なので、高岳で昼食をとりながら噴煙の流れを観察し、
砂千里方面へなら下山できると判断。中岳山頂から右へ東展望所に通じる登山道は立入り禁止。
予定通り左折し、南岳下から急な険しい岩場を砂千里まで無事に下山した。

火山ガス規制で火口東展望所から中岳に通じるロープウェイ下のルートは立入り禁止
溶岩で固められた岩場の連続、仙酔尾根(通称バカ尾根)にルートをとる
火口縁から左に杵島岳、往生岳を展望する(上左)。マイヅルソウの実(上右)
大鍋を見下ろす付近で大きなリンドウの花(直径5センチ程)を見かけた(下左)。
ロッククライミングで有名な鷲ヶ峰、岩がもろく毎年事故が多発している
鷲ヶ峰を眺めるこの場所に、お約束のようにフクオウソウが咲いている
高岳山頂、向うに見えるのは九重連山
高岳を後に中岳を目指す。中岳から右へ火口東展望所、仙酔峡へ通じる登山道は通行禁止
中岳火口を右下に見ながら南岳方面へ気持ちよく歩く
砂千里へ下る岩場付近は火山ならではの地層がむき出しになっている。時折流れてくる火山ガス
バンダナで鼻を覆って先を急ぐ。砂千里には恐竜の卵のような火山弾が無造作に転がっている
阿蘇山西駅からロープウェイ山頂駅に通じるゲートが閉鎖されている為、
車も人も見当たらない閑散とした遊歩道を阿蘇山西駅まで歩く
  

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