大文字山
だいもんじやま(466m)
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大文字の火床から京都市内を一望する  2016年3月 京都府

京都市の東山にある如意ヶ嶽(にょいがだけ)472mの支峰(西峰)が大文字山
毎年8月16日に執り行われる五山の送り火の大文字として有名。気軽に登れる
ハイキングコースとしても人気がある。この日も近くの保育園児たちが火床の所まで
登ってきていて賑やかだった。京都市内を眺めながらお弁当を食べるだけでも良いと思う

銀閣寺バス停(9:55)→行者の森石碑(10:10)→火床最上部(10:50)
→山頂(11:40~50)→行者の森石碑(12:35)→銀閣寺(12:35~13:10)
→哲学の道(13:25)→南禅寺水路閣(14:20~35)→平安神宮(15:00)→
知恩院(15:30)→丸山公園・八坂神社(15:40)→祇園→四条大橋(16:05)
→四条河原町→四条室町

  
銀閣寺橋を渡る→銀閣寺山門前を左へ→八神社の鳥居に突き当たるので道なりに右へ
行者の森石碑前を右へ、10分程歩いて右側にある小さな橋を渡る
 
左)砂岩が風化した様な登山道を行く   右)千人塚
 
左)長い階段を上る 右)大の字が交わる部分の火床
 
左)大の字の三画目の払いの部分    右)大の字の横棒
 
左)さらに急な階段を上っていく  右)一番上の火床 大の字の頂点部分
 
左)京都の町の上空を鳶が旋回する  右)北区大北山の左大文字
京都五山の送り火は京都四大行事の一つ。「大文字」大文字山(如意ヶ嶽)・
「妙」松ヶ崎西山「法」松ヶ崎東山・「舟形万灯籠」西加茂船山・「左大文字」北区大北山
「鳥居形松明」嵯峨鳥居本曼荼羅山。五山で炎が上がりお精霊(しょらい)さんと呼ばれる
死者の霊をあの世へ送り届けるとされる。いつか送り火そのものを見てみたいと思う
 
左)「妙」松ヶ崎西山  右)「法」松ヶ崎東山
本来は一山一文字らしいが西山と東山をあわせて妙法山と呼ぶこともある
この日は天気は良いものの霞んでいたので「舟形万灯籠」が肉眼では微かに見えた
けれどカメラでとらえる事は出来なかった。「鳥居形松明」は全く分からなかった。
 
最上部の火床が大文字山の山頂と思っていたが、火床の先に登山道が
伸びているので山頂は別にあるのではと思って行ってみることにした。
踏み跡はしっかりしているけれど山頂らしき所は見つからず、一人で心細
かったので途中で引き返した。しかし引き返している時に同じように山頂
を探している2組に出会い再度探しに行くことにした
 
先程引き返した所からちょっと行った所に山頂があった。もう少し頑張れば良かったな
 
山頂には八角柱の菱形基線測点と三等三角点がある
菱形基線(りょうけいきせん)とは地表の歪み(地殻変動)を知るために設置されたもの、
4つの測点を結んだその形から菱形基線測点(りょうけいきせんそくてん)と呼ばれるよう
になったそうです。天測点と良く似ていますが測量の目的が違うようです
 
左)大文字山頂からの展望 右)山頂のベンチで簡単な昼食をとって下山する
 
火床の所に戻って急な階段を下って行く
 
左)幸せを呼ぶ青い鳥ルリビタキ(メス)オスは鮮やかな青色をしている
かなり遠かったのでズームアップ(ブレブレ)  右)中尾城址
 
左)銀閣寺(慈照寺)に寄る 右)銀閣寺参道にある老舗の漬物屋で冷やし
きゅうり漬けを買って食べる、キュウリは丸ごとかじるに限る
 
哲学の道を散策する 京都一周トレイルの一部に入っているらしい
 
桜も一部咲き始めていい感じ
 
臨済宗大本山南禅寺と水路閣(水路橋)
琵琶湖疎水の分線が南禅寺境内を通過するため周辺の景観に配慮して
田辺朔郎が設計して1888年(明治21年)に完成した
 
左)水路橋の上を水が勢い良く流れる 右)琵琶湖疎水記念館までやってきた
琵琶湖疎水とは琵琶湖の湖水を京都市へ流すために作られた水路
 
カワウとスズガモ
 
左)平安神宮鳥居辺りから見える山 比叡山のような・・・気がする 何処にいても山が気になる
 
平安神宮 白砂に緑がかった屋根と朱色の建物が映える
 
左)知恩院(山名は華頂山) 右)丸山公園
 
左)丸山公園の桜  右)八坂神社
 
左)八坂神社  右)京都らしい町並み
 
左)鴨川にかかる四条大橋   右)トビ
四条大橋のたもとにある北京料理店東華菜館
日本最古のエレベーターがあって今も動いている

この後、観光客を掻き分けながら河原町を通って四条室町の
ホテルまで歩いて帰った。我ながらよく歩いたと思う

  

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