恵那山
えなさん(2,190m)
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中央道から見あげる恵那山 岐阜県・長野県 2010年9月

岐阜県中津川市と長野県阿智村にまたがる木曽山脈の最南端の山。
この山に天照大神が産まれた時の胞衣 (えな)〔へその緒〕を納めたと
いう伝説が残っていて山名の由来となっている。日本百名山に数えられる。

神坂峠登山口(7:40)→阿智村分岐(8:00)→鳥越峠(8:30)→大判山山頂(9:24)→
前宮登山道分岐(11:40)→恵那山山頂(12:10~40)→鳥越峠→(15:50)→神坂峠登山口(16:40)

4つの登山ルートのうち、最も展望が良いといわれる神坂ルートをとる
古くは東山道最大の難所とされていた神坂峠も今では綺麗に舗装されていて
此処まで車で来ることができる。登山口を出発して熊笹の茂る尾根道を行く。
小高い丘から神坂峠方面を振り返り富士見台を見渡す、遠くに中央アルプスが
雲の合間に見え、進行方向に山頂部が雲に隠れた恵那山が見える。左に長野県
阿智村への登山路が分かれる。右に曲がって鳥越峠まで下る。
鳥越峠に到着、強清水からのコースが合わさる。さらに進むとウバナギと
呼ばれる崩落地帯に出る。ロープが張ってあるが滑落しないように慎重に進む
一旦森の中に入り、登りあがると三角点のある大判山に着く。標柱らしきものに
黄色いテープが貼ってあり、大判山と書いてあるようだが破れていて良く見えない
恵那山は相変わらず雲をかぶっている。折角此処まで登ってきたのに鞍部まで急下降する
緑が美しい森の中の雰囲気は良いが足場の悪い急登が続く、一番苦しいところ
二乃宮から五乃宮まで辿り、きれいな山頂避難小屋に着く
さらに進み六乃宮、恵那山神社奥宮本社が現れると恵那山山頂に到着
山頂には木製の展望台が作ってあったが、生憎のガスで展望は得られない
強清水(こわしみず)冷たくて美味しそうな水だが、生では飲まないよう注意書きがあった。
鹿などの動物による汚染が心配されている。強清水の側にある旧登山道入口。
  

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