富士山
(3,776m)
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日本の最高峰、富士山の剣ヶ峰 山梨県/静岡県 2010年7月

一度は登っておきたいと思っていた富士山にやってきた。1畳に2人という
過酷な住環境の山小屋泊まりも経験した。一睡も出来ずに2日目は予想外の
苦戦を強いられた。とにかく空気が薄い、ちょっと岩場を登っただけで息が
あがる。こんな筈では・・・なかったと気休めに小さな酸素ボンベを買って
使ってみた。苦戦しながらもどうにか山頂に到着。これから最高峰の剣ヶ峰
を目指しお鉢巡りをするのに1時間半程かかる。此処まで来て引き下がる訳に
はいかない。福岡から来た男性が雨具を持ってくれるというので重いザック
を山頂の小屋に置いてお鉢巡りをする。山に登る人に悪い人はいない厚意に
甘えて空身で、滑り易い馬の背を登り剣ヶ峰に到着。天気にも恵まれ気分は最高!(^^)! 
やっぱり 富士は日本一の山~♪

富士山五合目→七合目(花小屋泊)→御来光→富士山頂・浅間大社奥宮→
お鉢巡り→剣ヶ峰→お鉢巡り→八合目(太子館泊)→御来光→富士山五合目

 
左)富士スバルラインから眺める富士山  右)夕方近く五合目を出発、下山する登山者とすれ違う
 
左)自然が作り出す造形美 右)富士山の山陰が向こうに落ちて光が反射して見える、月も出てきた
七合目山小屋を目指して登っていく
 
左)翌朝の七合目からの御来光   右)一日目に泊まった標高2,700mの山小屋(花小屋)
 
山頂を目指して出発、登山者の列は途絶えることがない
浅間大社奥宮 ここも登山者でごったがえしている
山頂の火口には雪渓がたくさん残っている。向うに見えるのが日本最高峰の剣ヶ峰。
 
左)二等三角点のある剣ヶ峰山頂 右)雪渓を横切りお鉢巡りをして山頂小屋に戻る
 
左)二日目の八合目から迎える御来光 右)見事な雲海
 
左)雲海を下に見て下山する  右)太陽が雲の下の湖に映って2つに見える
八ヶ岳や奥秩父連峰が雲海に浮かんで見える
 
五合目近くになると馬に乗った人をみるようになる
 
登山者で賑わう五合目(標高2,305m)登山口に到着
 
富士スバルラインの終点でバス停や郵便局、土産物屋などが立ち並び観光客や登山者で賑わう
南アルプスの山々と八ヶ岳、奥秩父連峰を遠望する
 
森林限界を過ぎた標高の高いところにも咲いているイワツメクサとオンタデ
 
アカショウマとクルマユリ
ヤマオダマキは間近に見られる
五合目登山口をしばらく行くと山の斜面にタカネバラのピンク(直径4センチ位)がめだってくる
同じ斜面にはハクサンシャクナゲも咲いていてびっくりする(九州のシャクナゲは5月)
ピンボケの小さなピンクの花はイワアカバナ、小ぶりのヤマホタルブクロも咲いていた
  

◆時系列 山行記録   🌼花の山   🍁紅葉の山   岩山