花岡山
はなおかやま(132m)
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桜の名所 花岡山 2021年2月 熊本県
熊本市西区にある花岡山は、かつては朝日山や勢高山と呼ばれ
979年に祇園神社(今の北岡神社)が出来てからは祇園山と呼ばれた
明治2年に桜が植樹されてからは花岡山となった(Wikipediaより)

今日は中唐人町をスタートし、花岡山に登り、白川河川敷で
開催されている春の植木市をゴールとする山歩き&町歩き

活動時間:3時間 距離:4.9㎞ 累計標高差:上り171m/下り172m

市電に乗って行く 姉を誘って、中唐人町をスタート
安国寺 階段を上らず巻道を行く
矢印に沿って階段を上る 神風連の変(乱)
で倒れた官軍の墓地
官軍墓地には紅梅が色鮮やかに咲く
神風連の変(乱)の絵図 さらに階段を登って行く
廃刀令などに憤激、欧風化に抗議して挙兵し熊本城などに斬り込んだ
明治9年の「神風連の変(乱)」は、明治政府に不満を持つ士族の蜂起
(西南の役)の前ぶれとなった。この地に花岡山薩軍砲座の跡もある
一旦舗装道路に出て最後の階段を上る
仏舎利塔 インドのネール首相から贈られた十粒の
御舎利(お釈迦様の骨)の中の一粒が祀られている

お釈迦様の教えは、人生生活の中で人を殺してはいけない
物を盗んではいけない、嘘をついてはいけない等、説かれ
戦争こそ最も人を殺す罪悪であり平和な生活の為お互いに
尊敬し慈しむ道を説かれました(仏舎利塔の由来より)

法華経絵図 托胎
仏舎利塔の側面に配されたレリーフ 正面から時計回りに
法華経絵図・托胎・釈尊誕生・出家・降魔・成道・法輪礼拝
・初転法輪・王舎城の教化・毘舎離教化・涅槃・舎利分布
釈尊誕生 熊本城築城の際
加藤清正が腰掛けた
と言われる石
日時計の針は北を差している キリマンジャロ山や
エベレスト山は
西南西に位置する
台は地球の「10の24乗分の1」の大きさの地球儀になっている
淡いピンクの梅も綺麗 花岡山界隈の案内図
北側の展望
井芹川の向こうに八方ヶ岳
日本山妙法寺
偲徳殿
北東に遠く鞍岳・阿蘇・俵山・一の峯・二の峯・冠岳
手前の左端、なだらかな山は立田山、その右に託麻三山
東に飯田山、甲佐岳 その向こうに脊梁の山々
熊本市街地を流れるのは白川
南に雁回山 右端に宇土の白山 目の前に見えるのは熊本駅
熊本を一望できるベンチに腰掛けてランチタイム
ヤマガラ 熊本バンド奉教の地
熊本バンドとは
明治初期に熊本洋学校の生徒が結成したキリスト教徒のグループ。
米国人教師ジェーンズの感化を受けた海老名弾正・徳富蘇峰ら35名が
明治9年(1876)熊本城外の花岡山に集い、信仰を守り広めることを
誓約した後、その多くが京都の同志社英学校に移り、熊本バンドと
呼ばれた。横浜バンド・札幌バンドと並んで日本のプロテスタントの
三大源流の一つとされる。(デジタル大辞泉より)
紅梅   花岡山は桜の名所だけれど梅も綺麗
下山する階段の
途中から見る熊本城
熊本駅方面へ下る
極楽坂を下る 北岡神社
白川河川敷で開催されている熊本春の植木市にやってきた
ロウバイ マンサク
春の訪れを感じさせる花々

◆時系列 山行記録   🌼花の山   🍁紅葉の山   岩山