平家山・川辺川源流点・国見岳・前国見岳
へいけやま(1,497m)かわべがわげんりゅうてん(1,640m)
くにみだけ(1,739m)まえくにみだけ(1,654m)

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熊本県の最高峰国見岳山頂  2015年6月 熊本県

今日は雨が降る中、平家山から川辺川源流点を経て国見岳迄縦走した。
ブナの大木や美しい苔、オオヤマレンゲやバイケイソウの花など
自然豊かな原生林を楽しみながら歩くことができた

平家山登山口(8:40)→平家山山頂(10:15)→広河原分岐(12:15~40)→
川辺川源流点(13:20)→国見岳山頂(13:45)→前国見岳(14:15)→
国見岳新登山口(15:55)→五勇橋ゲート(16:10)

 
左)雨の中、平家山登山口を出発  右)第一徒渉点 丸太3本で出来た橋があるので渡りやすくなっている
 
左)キヨスミウツボ(ハマウツボ科)寄生植物  右)第2徒渉点 この橋が無ければ雨の日の徒渉は出来なかっただろう
 
左)ゼニゴケ  右)この地点の手前、昨年5月の人工林から自然林までの広範な山火事の跡が痛々しかった
 
左)京丈山分岐  右)実を結んだユキザサ
 
平家山山頂(三等三角点) 展望はないが大きなブナの樹がある
 
山頂標識は3つある
 
大きなイチイの木があるイチイ平で小休止  
 
後平家山分岐  バイケイソウの花が咲いていた
 
自然豊かな原生林の主役はなんと言ってもブナの樹
 
左)花が咲く前のツチアケビ  右)登山道を倒木が塞ぐ、倒木を巻きながら歩く
 
左)ベニドウダン  右)雨に濡れたオオヤマレンゲ
 
雨に濡れて木々の緑が一際鮮やかに見える
 
少しガスって幻想的にさえ見える
 
空洞を作りながらも力強く根を張る老木
 
何処を切り取っても絵になる
 
だんだん苔が目立つようになってきた
 
雨の日ならではの光景  目にしみる様なグリーンを見ているだけで幸せな気分になる
 
広河原分岐  小雨が降る中此処で昼食タイム
 
左)色んな種類の苔が生えている    右)ツルアジサイ
 
左)突然大きな岩が現れた、山頂が近いようだ 右)バイケイソウの花もよく見ると綺麗
 
国見岳山頂近くのバイケイソウの群落
 
途中から一旦急下降して川辺川源流点へ立ち寄る
2013年9月23日に地元の有志によって発見されたらしい(五木五家荘GOGOプロジェクト)
 
左)この岩の間から川辺川の最初の1滴が染み出してくる 右)小さな流れとなって谷へと落ちていく
この付近にもオオヤマレンゲの木が何本かあったが花はまだ咲いていなかった
 
川辺川源流点から10分程登り返して元の縦走路へ戻ると
バイケイソウの花やオオヤマレンゲが綺麗に咲いていた
 
この時季ならではの楽しみ オオヤマレンゲの花を観賞する
 
左)大きな岩に根付いたオオヤマレンゲ  右)杉の木谷登山口分岐
 
左)ガスの中に山頂の社が幻想的に浮かび上がる  右)ピンクのツツジが一株だけ残っていた
 
左)この岩を登り上がれば山頂  右)山頂に到着
 
左)山頂に着く頃にやっと雨が上がった   右)山頂を後に前国見岳を目指す
 
左)シャクナゲの群落がある  右)オレンジがかったヤマツツジが一輪
前国見岳からの展望 
 
左)ヒメシャラ 八兄妹   右)下山道は左右に分かれる、左の新登山口へ下る  
 
左)旧登山口は崩壊して通行止め   右)新登山口にゴ~ル
雨にも関わらず脊梁の山ならではの魅力を存分に堪能出来た。満足!満足!
  
平家山登山口付近に繁殖しているジキタリス(猛毒)
ジキタリスは園芸種だけれど強靭で繁殖力が強く野生化しやすいという
在来種に影響を与えないように、今の内に駆除した方がいいのではないだろうか?
・・・と個人的には思うのだが・・・

シャクナゲの咲く国見岳 2010年

秋晴れの国見岳 2021年

  

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