普賢峰・保口岳
ふげんほう(1,280m)ほくちだけ(1,281m)
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ヤマシャクヤクが群生する保口岳山頂(北峰)  2015年4月 熊本県

保口岳は熊本県の秘境、五家荘の一角にあり普賢峰(南峰)と保口岳(北峰)からなる
「ほぐちだけ」と思っている人が多いが正式には「ほくちだけ」という。九州百名山
に数えられている。登山口から暫くは人家があり生活ゴミなどが散乱していて興醒め
な感じ(お邪魔している側の勝手な感想だけれど)しかし、普賢峰が見える辺りから
雰囲気が一変し良い感じになる。保口岳山頂が近くなるとヤマシャクヤクが姿を見せる
ようになり歓声が上がる、山頂に到着するとさらに歓声が大きくなった。山頂にこれだけの
群生があるのは珍しい。足の踏み場に気を付けながら思い思いにカメラのシャッターを切る

登山口(9:30)→林道(10:25)→普賢峰(11:04)→保口岳山頂(11:40~12:30)→林道(12:38)→登山口(14:00)

  
左)林道終点の登山口を出発  中)民家の脇をぬけて  左)作業小屋の前を行く
  
左)標識から右へ  中)スズタケを掻き分けて進む 右)杉林を上りつめて林道に出る
 
左)一旦林道に出て右へ 帰りは左の方から此処に戻って来る  右)スズタケの中を暫く行くと前方に普賢峰が見えてきた
 
急な岩場を登り普賢峰(南峰1,280m)に到着する 平家落人伝説ゆかりの鬼山御前の石碑が祀られている
 
左)普賢峰には僅かにミツバツツジが咲いていた   右)上福根方面の展望 
 
普賢峰から急下降する 暫く下りが続くが、正面に保口岳山頂(北峰)が見えてきた
 
ヤマシャクヤクが見えるようになるとお約束の『山頂まで5分』(人吉のかめさん)の標識が現れた
 
保口岳山頂に到着
 
山頂には二等三角点がある
 
白いヤマシャクヤクの中に一株だけ赤みを帯びた花を見ることができた
 
山頂にこれだけのヤマシャクヤクが咲いているとは想像だにしなかった
 
ヒトリシズカも沢山咲いていた
 
タニギキョウ(キキョウ科)  ピンクっぽい花と白い花があった
 
山頂でゆっくり時間をとり西側の杉林を下山する   右)シロバナネコノメソウ
 
林道に出るのに10分もかからない 素晴らしい景色をみながらの林道歩きも楽しい
 
林道脇に咲くミツバツツジ
林道からは素晴らしい展望が開ける
 
左)ラショウモンカズラ(シソ科)  右)ミヤマキケマン(ケシ科)
帰りに立ち寄った二本杉から保口岳を望む 左の鋭鋒が普賢峰(南峰)右の鈍頂が保口岳(北峰)
普賢峰の方が高く見えるが山頂標識では保口岳(北峰)の方が1mだけ高く表示されている
  

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