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花の名山、伊吹山。 山頂一帯は四季折々、沢山の花で彩られる 2011年7月
滋賀県の最高峰であり、日本百名山。昔から薬草の山として知られていて「伊吹百草」は
特に有名。伊吹山の気象状況は高山帯と似ていて、常に平地より8~10℃気温が低い
琵琶湖があるせいか山頂はガスに覆われている事が多い。標高1377mにも関わらず高山
植物が多いのはこの様な気象条件が揃っているからと思われる。山頂近く迄ドライブウェイ
が通っており、いつもなら山頂のお花畑目当ての観光客で賑わうが、先の台風6号による
土砂崩れで通行できず観光客は一人も見当たらない。静かな山頂をゆっくり散策する事が
できた。あと1週間もすればシモツケソウが見頃となり、山頂を真っ赤に染めるらしい。
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一合目の宿を早朝出発、今は使われていないスキーのゲレンデを登って行く。
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左)二合目付近から麓を見下ろす 右)ハクサンフウロ
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三合目から伊吹山を望む。
上野登山口から三合目迄運行していたゴンドラは、今年から運行を断念したとのこと
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イブキフウロ と ユウスゲ
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夏休みということもあってか、若い登山者が多い
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左)五合目付近、白い岩肌が見えて伊吹山は石灰岩から出来ていることが良く分かる。
右)六合目手前からの風景
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石造りの六合目非難小屋付近、シシウドが咲いている
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伊吹山と対峙する霊仙山を望む。手前に咲いているのはメタカラコウ。
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七合目付近から登山道脇にキリンソウなど沢山の花を見かけるようになる
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伊吹山で最初に発見されたイブキジャコウソウとオオバギボウシ
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キバナノカワラマツバとクサボタン
七合目から山頂手前までは岩場の急登が続く
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クガイソウとオオバギボウシの群落
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山頂に到着 正面に覚心堂があり「伊吹大菩薩」が祀られている
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左)日本武尊の像のある山頂 右)一等三角点のある山頂
どちらが本当の山頂か? 左の日本武尊の像の前で登頂記念写真を撮る人が多い
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山頂にはシモツケソウ、メタカラコウ、クガイソウが目立つ
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左)イブキジャコウソウは今が最盛期、岩の間を這うように咲く 右)弥勒堂
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草叢から突然飛び出してきた鳥 「ライチョウ発見!!」ってな訳はありません、正体は雉の♀でした。
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シモツケソウ、クガイソウ、メタカラコウなど花の競演
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西の遊歩道にはキンバイソウもありました
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左)「声はすれども姿は見えず」のウグイスを初めて見ました 右)下山開始
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カワラナデシコとエゾフウロ?(多分)
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八合目付近にある祠と色鮮やかなコオニユリ
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イブキガラシ ヨツバヒヨドリ イブキハタザオ
伊吹を冠した花が多い
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二合目付近から琵琶湖を見下ろす
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左)涼しい山の上から上野登山口に無事下山、それにしても下界は暑い! 右)三之宮神社境内
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左)登山口にある三ノ宮神社鳥居 右)JR近江長岡駅から帰路に着く。向うに伊吹山が見える。
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コバノミミナグサ・ヒヨクソウ・キンバイソウ・シモツケソウ・クサボタン・イブキフウロ
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キリンソウ・ヤマホタルブクロ・オオダイコンソウ・イブキトラノオ・イブキジャコウソウ・クサフジ
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カワラナデシコ・イワアカバナ・キバナノカワラマツバ・ヤマアジサイ・ヒロハシモツケ
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