金峰山
きんぼうざん(662.1m)

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峠の茶屋より登山口に向かう車道から金峰山を望む 熊本県 2007年3月

金峰山は二重式火山の中央火口丘跡で二の岳・三の岳などはその外輪部分。
昭和30年4月1日金峰山県立自然公園に指定された。昔は飽田山といわれてい
たが、平安時代に金峰山権現をまつってからは金峰山(キンボウザン)と呼ぶ
ようになった。南北朝時代には菊池武重も再興に力を注いだ。(案内板より引用)

今日は、夏目漱石の「草枕」に出てくる「おいと呼んだが返事が無い」の
一節で有名な「峠の茶屋」バス停から13時半頃の遅い出発となった。実に
○○年振りの金峰山。長い年月の間に随分変わったように感じられる。

峠の茶屋バス停(13:37)→金峰山神社鳥居(14:16)→サルスベリ(14:19)→山頂(15:00~15:50)→金峰山神社鳥居(16:27)→峠の茶屋バス停(17:00)

  
左)移築された峠の茶屋 右)金峰山の外輪山、二の岳と三の岳
  
登山者の為のトイレと駐車場がある登山口。
金峰山神社鳥居前を右に行くと山頂まで車道が走っている。
鳥居をくぐって3分程で自然歩道とサルスベリの分岐に着く
  
分岐点を右にサルスベリを行くことにする。足元には可憐な
スミレの花、木々の間からはウグイスの鳴き声が聞こえ心がやすらぐ。
  
○○年振りに登るサルスベリは昔と比べると随分登り易くなったような
気がする。以前はもっと幅が広く勾配も急で滑りやすく、手を使って
よじ登っていたような記憶があるのだが・・・(体が小さかったせいかも)
  
テレビの電波塔が立ち並ぶ山頂に到着、熊本市内を一望できる
  
峠の茶屋~サルスベリ迄は斜距離1,940m標高差150.2m
サルスベリ~頂上迄は斜距離580m、標高差246.15m
とある。サルスベリの勾配が急であることがわかる。
  
左)このアセビの花の下辺りに山頂標識と三角点がある
右)ヤマガラ。山頂でシジュウカラやメジロ、ツグミに似た野鳥も見かけた
  
左)遠く雲仙の平成新山がかすかに見える。もっと早く来て
いたらもっとはっきりと見ることができたかもしれないと思う
右)下山は緩やかな自然歩道を行く
  
所々開けたところで展望を楽しみながら下山する
  
藪ツバキやスミレの花が目を楽しませてくれる
ヒメウズ
  

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