国東半島峯道ロングトレイルK-1
山歩記 INDEX へ
大不動岩屋にて 2019年2月 大分県
国東半島峯道ロングトレイルは国東半島で古くから行われてきた六郷満山
峯入行のコースをベースに登山道や遊歩道を整備してトレイルとして再構
成したもので、豊後高田市のT-1~T-4。国東市のK-1~K-6のコースがある
今日はこのロングトレイルのハイライトとも言えるK-1コースを歩く

六所宮(夷谷)(9:15)→後野越(9:55)→西方寺の里(10:25)→
大藤岩屋(阿弥陀堂)(11:20)→阿弥陀越展望所昼食(11:25~12:00)
→大不動岩屋(12:15~25)→尻付岩屋(12:50)→バス→千燈寺(12:55)
→西行戻し(13:20)→旧千燈寺跡(13:30)→千燈寺奥の院(13:40)→
五輪塔群(13:50)→五辻不動(14:20~30)→岩戸寺(15:35)

夷谷にある六所宮が起点になる ゴールの岩戸寺迄12kmとある
兄弟割石 六所宮の東側から取付く
谷筋を行く 段々畑の跡だろうか石積みが多い
後野越(うしろのごえ)でひと休み
苔やキノコが生える ミツマタの群生地
ミツマタの群生地をぬけて西方寺の里へ
田園が広がる里山の風景
稲荷社
足場の悪い急登の先には阿弥陀堂跡(大藤岩屋)
朽ちかけた阿弥陀堂をあとに阿弥陀越しへ向かう
ひと登りで阿弥陀越展望所に到着
鷲巣岳 千灯岳
展望の良い岩の上で昼食タイム
左端に不動山、中央に千灯岳、その右に文殊山、両子山
形のよい鷲巣山
阿弥陀越展望所からロープを伝って降りる
阿弥陀越から大不動岩屋へ
大不動岩屋に到着
差別浸食によって形成された奇岩怪石が幾つもも突き出している
大不動岩屋から下りた所に宝篋印塔がある
林道に出て少しで尻付岩屋
千燈寺
鷲巣山を右に見て 正面に千灯岳を見る
次は旧千燈寺跡へ
西行戻し(さいぎょうもどし) 石仏
旧千燈寺跡
石造仁王像
千燈寺奥乃院 本殿
かつて「西の高野山」と呼ばれ、六郷満山の中核を成す寺院として栄えた旧千燈寺の史跡
奥乃院の先にある展望の良い岩の上から千灯岳を見る
同じく岩の上から不動山も見える 奥乃院から下りて弘法堂跡にある仁聞国東塔を見学
六郷満山の開祖とされる仁聞菩薩(にんもんぼさつ)の墓 無数の五輪塔群に圧倒される
不動山を背景にして石像が並ぶ
不動山山頂直下の五辻不動
五辻不動からの展望
五辻不動の先には千灯岳へ続く登山道がある
燈籠を通して見える姫島
岩稜の上に唐突に鉄製の人物像が現れた
アントニー・ゴームリー作 『ANOTHER TIME XX』
鉄製で錆止めなど一切施されず「大自然の頂点にある峯道のただ中に立ち、ゆっくりと自然に同化する日を待ちながら、東方を眺めやっています」との事
この千燈地域は、国東半島の精神や哲学を考える上で非常に重要な場所である。 かつてアニミズム(自然界のそれぞれのものに固有の霊が宿る)の信仰の対象でもあった山々に神道が生まれ、仏教が渡来し、それらが習合した文化が今に続いています。(国東市のHPより)
本日のゴールとなる石立山岩戸寺(天台宗)と境内の枝垂れ梅

※画像をクリックすると拡大します

◆時系列 山行記録   🌼花の山   🍁紅葉の山   岩山