牧野記念庭園
まきのきねんていえん

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繇條書屋 植物学者牧野富太郎博士の植物研究の最後の聖地
2023年10月 東京都練馬区
今年の秋の遠征は出羽三山と奥高尾縦走
初日は移動だけでは勿体ないので、朝ドラ「らんまん」の主人公の
モデルとなった日本の植物分類学の父「牧野富太郎博士」の住居跡
と庭を整備し作られた東京都練馬区にある牧野記念庭園を訪れた
成田空港から池袋に
向かう高速バスの中から
見るスカイツリー
街路灯の下にはためく
牧野博士の幟旗?
電車を乗り継いで大泉学園で下車。牧野博士一色の商店街を
上ばかり見て歩いていたら曲がり角を見逃してしまい引き返す
牧野記念庭園入口 朝ドラの主人公
槙野万太郎・寿恵子
二人のパネルがお出迎え
朝ドラが最終回を迎えた直後とあって沢山の来園者で賑わっていた
牧野博士の胸像の
周りに植えられたスエコザサ
仙台で見つけた新種の笹に
妻の名前を冠して
スエコザサと命名した
研究にはお金がかかり、莫大な借金を抱えていた
お金に無頓着な牧野博士を献身的に支え続けた
妻の壽衛子さんに感謝を気持ちを込めて名付けた
繇條書屋(ようじょうしょおく) 植物研究の最後の聖地となった
1926年~30年余り、94歳で亡くなるまで此処で暮らした
雑然としているように見えて何処に何の本があるか牧野博士は把握していた
繇條書屋は鞘堂の中にある 展示室
ムジナモの緻密な植物画 日本植物志図篇
1980(明治23年1月25日
植物学の集大成ともいえる牧野日本植物圖鑑
生涯50万点以上の標本や観察記録、命名した植物は1500種類以上
採集した植物を入れる為のカバン(牧野式胴乱)や初めて上京した時に
万国勧業博覧会で買い求めた非常に珍しいドイツ製の顕微鏡、竹の標本など
花弁の様子や葉の表と裏が
分かるように丁寧に作ってある
センダイヤ(サクラ)
ソメイヨシノやミシマザクラの他、牧野博士が命名したセンダイヤや
ヤマザクラ、マナヅルザクラ、ウスガサネオオシマなどの桜ある
タイワンニンジンボク スズランの実
ハグロソウ ヒオウギ
庭園自体は広くなく花の季節ではなかったので殆ど花は咲いていなかった

◆時系列 山行記録   🌼花の山   🍁紅葉の山   岩山