阿蘇南外輪山縦走
清水峠(913m)~ 高森峠(872m)
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阿蘇南外輪山自然歩道から見る根子岳 2021年6月 熊本県

南阿蘇と山都町の境界にある阿蘇南外輪山を縦走した
標高913mの清水峠から小さなアップダウンを繰り返し
標高872mの高森峠まで標高を下げながら自然歩道を歩く

活動時間:5時間40分 距離:9.5㎞ 累計標高差:上り451m/下り574m

早朝の阿蘇の山々 阿蘇南外輪山
待ち合わせ場所に向かう途中、車の中からの風景
今日は山の先輩K氏にご協力をいただき、高森峠隧道の手前の駐車場
で待ち合わせ。K氏の車1台を駐車場に置き、山友の車に乗り合わせて
3人で清水峠に向かい、高森峠迄縦走して駐車場に戻ってくる計画
ホタルブクロ シモツケ
山友の車に乗り合わせ清水峠に向かう途中、仏原高森線の道路脇に咲く花々
スイカズラ 夏草に覆われた取付き
清水峠の駐車場に車を停めて出発。自然歩道入口のゲートには鍵が
掛かっていて入れないので辺りを探してみると小さな赤テープがあり
僅かな踏み跡がある、草を掻き分けて牧道に出てコンクリート道を少し歩く
コンクリート道から
左へ自然歩道に入る
肩のあたりまで
笹が生い茂っている
いきなりのヤブコギで撥水性が無くなったパンツはびしょ濡れ
熱中症を心配していたけれど、ひんやりと冷たいのは有り難い
ウツボグサ 木柵ゲート
南側の展望が開けて九州脊梁の山々を一望できる
ヒメウツギ 夏草に埋もれた
案内標識
またもやヤブコギ ネジキ
ヤマツツジ ヒメウツギ
日陰が少ないと聞いていたけれど樹林帯もあり思ったより涼しい
長谷峠 標高905m
(ながたにとうげ)
アップダウン
を繰り返す
キヨスミウツボ 崩土峠 標高874m
(くえんどとうげ)
フタリシズカ 標高917.2mピーク
四等三角点
点名:崩土
防火帯の様な
急坂を下る
雲の動きが面白い 樹間から阿蘇高岳
中坂峠へ クマシデ
丸太の階段 メガソーラー
太陽光発電は広大な敷地にまだまだ建設中
再生可能エネルギーの開発は大事なことだけれど
景観が損なわれるのはちょっと・・・と言う感じ
中坂峠 標高839m
(ちゅうざかとうげ)
舗装道路から
右へ入る
祖母傾山系の山々 三角点探しへ
地図を見ると自然歩道の側に三角点が有るので探しに行く
自然歩道の左上へ斜面を登る時、トゲのある枝が行く手を阻む
夏草を掻き分けて
やっと見つけた
三等三角点871.8m
点名:中坂
GPSで位置を確認して、この辺りと目星をつけて夏草を
掻き分けてみると基本三角点の標柱があり、その傍らに
三角点があった。見つけるというより発掘したという感じ
根子岳が間近に見えて来た
牧草地の向こうに
祖母傾山系
クララ
クララはオオルリシジミの幼虫の食草。苦いので牛は食べない
阿蘇のカルデラ
が広がる
広大な牧草地
牧草地を歩く この辺りは案内標識がないので分かりずらい
放牧地の中を行くので牛さんを刺激しないようにゆっくりと歩く
ツノのある牛に
睨まれた
やっと見つけた
ゲート
放牧地は有刺鉄線で囲まれていて出口が分からず
牛さん達の傍らをウロウロしたけれど出口が見つかりホッとした
高森峠登山口 ヤマアジサイ
シライトソウ ミヤコグサと
ウツボグサ
下に見えるのは
高森の町
前方に御成山
歩いて来た南外輪山
を振り返る
御成山
(おなりやま)
御成山山頂に建つ建物の周りを探すが山頂標識は見当たらない
高森峠に向かう 高森隧道の上から
谷に下りる
モミジガサの群生
旧国道325号に出た
今は廃道になっている
高森隧道
1890年竣工
長さ130m幅4.5m
中は風が吹き抜けてひんやり涼しい 真ん中辺りは劣化して鉄筋がむき出しの所もある
高森側に出て来た
かなり荒れている
道の真ん中に落石
沢の水が流れてきて
滑り易い
かつての高森峠展望所
夏草や兵どもが夢の跡
の句が頭に浮かんだ
新しい国道325号
に出て向う側の
駐車場へ
こちらに有るのは「高森峠隧道」 今朝K氏の車を停めた駐車場に戻って来た
高森峠隧道の近くの展望所で遅めのランチをとった後
K氏の車で清水峠迄行き山友の車に乗り帰路につく
清水峠近くに咲く
ハンカイソウ
帰りの車の中から
阿蘇高岳、根子岳
小さなアップダウンを繰り返しながら標高を下げて行く

◆時系列 山行記録   🌼花の山   🍁紅葉の山   岩山