仰烏帽子山
のけえぼしやま(1302m)

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仰烏帽子山頂にて 2019年2月 熊本県
仰烏帽子山は貴重な山野草が咲く事で有名な山。中でも2月~3月に
咲く福寿草、5月~6月に咲く山シャクヤクは特に有名。近年は人間
による盗掘や踏み荒らし、鹿の食害などで貴重な花々がどんどん
減って来た、異常気象の影響もあるかも知れないけれど何時までも
四季折々色んな花々を咲かせて私達を楽しませて欲しいと思う  

第2登山口(8:15)→仏石(9:10)→仰烏帽子山頂(10:15~28)
→兎群石山(10:35~45)→展望台(11:10)→仏石(11:50~12:45)
→群生地分岐(13:30)→第2登山口(14:05)

活動距離:9.1km 高低差:192m 累積標高上り/下り:616m/616m

登山口に向かう車から前方に霧氷に覆われた山が見えた 第2登山口を出発する
日陰にはまだ雪が残っている 小さなアップダウンを繰り返し草付きの広いところに出た
前方に見えるあの山の山腹を越えて行く
左に仰烏帽子山頂方面を見る
石灰岩の露出する福寿草群生地にでる
上を見上げると霧氷が見られる
石灰岩地帯を行くとやがて向うに仏石が見えて来た
福寿草群生地を通って来たが、未だ早いので花は殆ど咲いていない
仏石に到着
福寿草は帰りに見る事にして先ずは山頂を目指す
元井谷分岐を通り過ぎ山頂へ向かう
風穴 生暖かい風が出てくる 石灰岩が多い
尾根に出ると霧氷のトンネル
アイスバーンになっている所もあるので注意して歩く
尾根からの展望 仰烏帽子山頂
山頂の樹にはびっしり霧氷がついている 山頂から東に市房山
白髪岳 山頂から南側の展望
山頂から北側の展望
こんなに見事な霧氷を見られるとは思っていなかった
南西にやくし山や高岳方面を見る
二等三角点 兎群石山分岐
山頂から下り兎群石山へ向かう
分岐から少しで兎群石山山頂に到着
向うに見えるのは仰烏帽子山頂
山頂からやくし山、高岳方面の展望
白い石灰岩が白兎の群れのように見えるところから兎群石山と呼ばれるようになった
風雨に晒され穴が空いて魚に見えるものや
動物のサイのようなものなどユニークな形の石灰岩が転がっていて面白い
アセビの花芽についた霧氷 背の低い草木にも氷の結晶が
石灰岩だらけの山頂 仰烏帽子山頂
分岐に戻って尾根を下って行くと展望台への標識があったので行ってみることにした
展望台(岩峰)からの展望
展望台分岐に戻り、仏石まで往路を行く
鎖を伝って仏石に降りる 仏石の前で昼食タイム
デザートは餅入りぜんざい
昼食のあとは福寿草撮影タイム
朝は開いていなかった福寿草も太陽の光を浴びて次々に開いてきた
福寿草はパラボラアンテナの様に花弁を広げて太陽の熱を集め小さな虫たちを呼び寄せて交配の手助けしてもらう
仏石を後に、再び福寿草群生地を通るコースを下山する
午前中は福寿草がある事にさえ気づかなかった
この一帯の福寿草はミチノクフクジュソウらしいが
個体によって咲き方や感じが違って見える
昔はもっと沢山の福寿草が咲いていたらしい
融けかかった雪の傍らに咲く福寿草 石灰岩の露出する福寿草群生地に別れを告げて往路を下山する
仰烏帽子山頂方面を振り返る
雪が融けて登山靴は泥だらけになったけれど山頂の霧氷と綺麗な福寿草を見る事ができて本当に良かった

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雪の中に咲く福寿草 仰烏帽子山 2010年2月  雪と霧氷の仰烏帽子山 2018年2月
山野草の宝庫 仰烏帽子山 2018年4月  シモバシラの花が咲く仰烏帽子山 2019年9月

◆時系列 山行記録   🌼花の山   🍁紅葉の山   岩山