おおくえやま(1643.3m)
山歩記 INDEX へ
袖ダキ展望所から小積ダキと下ワク塚の大岩峰を望む  宮崎県 2009年6月

地下のマグマが長い時間をかけて冷えて固まり、隆起して出来た大崩山。
今日はササユリ観賞登山ということで山頂は目指さず、祝子川登山口から
袖ダキ展望所までピストンの予定だったが、梯子のかかる岩場やロープを
はった岩場のトラバース、祝子川(ほうりがわ)の徒渉など前日の雨で滑
り易いことを考慮し鹿川の宇土内谷へ下山する。8時間かけて九州の名峰を
ゆっくり縦走した。ササユリは2年前に訪れた時と同じ場所に綺麗に咲いていた

祝子川登山口(10:12)→大崩山荘(10:47)→丸木橋(11:23)→梯子場(12:20)→袖ダキ(13:20~13:50)
→乳房岩(14:00~08)→上和久塚(15:25~37)→頂上分岐(16:25)→宇土内谷登山口(18:00)

祝子川(ほうりがわ)登山口から35分程で大崩山荘に到着。さらに35分程
進んだ所で祝子川を横切り対岸に渡る。以前は丸木橋が架かっていたらし
いが今は立派なアルミ製の橋に変わっていた。今日は水量も少な目で助かった
岩と岩の隙間を通り、不安定な梯子場を一人づつ慎重に通過する
 
苔むして滑り易いスラブを気を付けて渡る
ヒキガエル?直ぐそばを人が歩いても、カメラを近づけても微動だにしない。兎に角
デカイ、置物かと見紛うほどにどっしりとしていて大崩山の主のような風格が漂っている
 
袖ダキ展望所に到着、ダキとは岸壁という意味。右は下ワク塚。
 
左)袖ダキ展望所からの展望 右)乳房岩へ向かう
乳房岩に到着。高いところに登らずには居られない性分、登って遊ぶ。
 
左)乳房岩の上から下ワク塚を望む  右)同じく乳房岩の上からの展望
上和久塚にて
縦走路にはミヤマガンピ、ヨウラクツツジ、ベニドウダン、
オオヤマレンゲ等々珍しい可憐な花が沢山咲いている
見事なヤマツツジや樹齢300年以上のミズナラの巨木も見られた
木々の間から見えるのは中ワク塚
祝子川登山口にあった案内板
アケボノツツジの大崩山 2010年  アケボノツツジの大崩山 2019年
ササユリの大崩山 2007年

  

◆時系列 山行記録   🌼花の山   🍁紅葉の山   岩山