紫尾山
しびさん(1,067m)

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紫尾山(1,067m)山頂から霧島連山を望む 2007年1月

紫尾山は北薩で唯一1000mを超す山。出水市とさつま町の
境にあり山頂にはテレビの電波塔が立ち並ぶ。方位盤も設
置されており360度の展望が楽しめる。       

登山口発(9:20)→千尋ノ滝(9:27)~上宮神社(10:52~10:56)→紫尾山山頂 昼食(11:17~11:58)→登山口着(13:08)

  
左)矢筈岳の三角形のピークと手前には霧氷がわずかに見える
右)遠くかすかに桜島も見える

雲一つない天気だが霞がかかっていてはっきりしない

  
左)山頂標識、向こうに見えるのは霧島連山 右)方位盤

遠くに雲仙もかすかに見えたが、霞がかかっていなければ
東シナ海や開聞岳も見えるはず

   
左)登山口に「山ビル注意」の立て看板があった。
右)登りは登尾コース、下りは東尾根コースを行く

夏は山ビルが多く人間の体温などを感じて木々の上からぽとぽと
落ちてくる、雨具やスパッツを着けていても繊維の隙間など何処か
らでも入ってくるらしい。夏の登山は避けたほうがよさそうである。
登尾コースは丸太階段の急な登りがつづく、東尾根コースは木の根
が張ってその上に落ち葉が積もっているので踏みわけがはっきりしない
赤テープを見失わないように、滑りやすい急な下りを足元に注意して降りる

   
左)橋の上からみた千尋ノ滝(落差76m) 右)滝の上の大きな岩から恐々滝つぼを覗いたところ

3段からなる千尋ノ滝はこの日は水量が少なく、いまいち迫力に欠ける

   
左)標高800mくらいから雪道となる 右)ブナの大木

鹿児島の山でこんなに雪が降るとは思っていなかったが、
この寒気が山頂一帯のブナ林を守り、数の多さでブナの南
限となっているそうだ。この日の山頂は雲ひとつない天気
なのに雪がキラキラとダイヤモンドダストのように舞っていた。

朝、登山口に向かう途中車窓から見た紫尾山全景、テレビの電波塔がかすかに見える

  

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