志々伎山
しじきやま(347m)
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登山口付近から志々伎山を見上げる  長崎県平戸市 2007年7月

鋭く尖った山容の志々伎山は古期安山岩で形成され、晴天の日には
山頂から五島列島や九十九島などの島々を一望することが出来る
特徴的な山容を持つ姿が遠く九州本土や五島列島からも望めることから、
古くから近海における航海時の標識としての役割を果たしてきた

志々伎山登山口(9:30)→山頂(10:30~50)→志々伎山登山口(11:30)

 
登山口にある案内板 志々伎山は平戸島の最南端に位置する
  
左)登山口   中)中宮跡(昭和36年頃には此処に志々伎神社社殿があった)
右)腰掛け岩(ある時命が軍状を見るため志々伎山に上る途中賊の流れ矢に当り、路傍の石に
腰をかけ矢を抜取り大地につき立て落命されたという、鮮血流れて苔となったと伝えられる)とある
 
8合目付近から岩場となり展望が開ける
  
 
山頂には志々伎神社の上宮(かみつみや)の石祠がある
 
周囲の照葉樹林は天然記念物となっている
 
山頂から志々伎湾を展望する
 
山頂で展望を楽しんだ後は往路を下る 途中に「草履置場」がある
(志々伎山は古くから女人禁制の霊山で成年女子の登山は出来ませんでした。
男子もここで草履を脱ぎ頂上まで素足で上る掟がありました。
現在は草履をはき女性も登っています。)と書いてある
 
左)途中にはマキの巨木もあった 右)山頂周辺には照葉樹林が広がる
 
左)マキの巨木の下半分  右)ウンゼンマンネングサ
 
大陸系と思われる植物が沢山あるが名前が分からない
右の小さな小さな白い花はヒメヨツバムグラかも知れない
 
貴重な植物 線香花火のようなオオミヤマカラマツ
 
海からの風を避けるように岩場に這うように珍しい花がさいている
左)イブキジャコウソウ 右)テリハノイバラ
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