志々伎山
しじきやま(347m)
山歩記 INDEX へ
車窓から見た志々伎山   2018年8月 長崎県

志々伎山は平戸島の最南端に位置し、山腹に広がる照葉樹の
原生林は長崎県の天然記念物に指定されている。古くから
山岳信仰の対象とされ、航海上の重要な目印ともなっていた。
海に囲まれたこの山は低山ながら変化に富んだ面白い山だと思った
アプローチは長く車で4時間掛ったが登山は2時間で終わってしまった

 
左)佐志岳  右)綺麗な田園の向こうに志々伎山
バスの中から撮ったのでガラス窓の汚れも写ってしまった(笑)
 
志々伎神社参道入口から見る志々伎山、山頂部が尖って見える
 
左)志々伎山登山口 右)昭和36年頃には此処に志々伎神社社殿があった
 
左)照葉樹林の中を行く 右)この辺りから岩場が多くなる
 
右)展望の良い開けたところに出ると山頂部が見えて来た
 
左)稚児の塔  右)奥の洞窟のような所に何か祀ってある
 
スリップし易い箇所や岩場にロープが何本も張ってある
 
左)草履置き場
「志々伎山は古くから女人禁制の霊山で成年女子の登山は
出来ませんでした。男子もここで草履を脱ぎ頂上迄素足で
登る掟があった。現在は草履をはき女性も登っています」とある
 
最後の岩場を登るとぱっと展望が開けた
 
山頂迄はもう一息
 
左)山頂にある志々伎神社上宮   右)石の祠の後ろからの展望
石の祠の後ろに三等三角点がある 平戸島の端の端まで見渡せる
 
山頂付近には無数のトンボや蝶が飛び交う
海に浮かぶ小島の向こうに五島列島の島々が見える
山頂からの展望 今朝通って来た平戸島の様子が分かる
 
昼食後、熱心に風景写真を撮るメンバー
何処をどのように切り取っているのか気になる
 
左)古い道しるべ(明治33年とある)   右)腰掛け岩
 
槇の巨木、こんな大きな槇の樹は初めて見た。この辺りは風が吹き抜けて
とても涼しいので暫く休憩する。此処で昼寝をしたら気持ちが良いだろう
なぁーと思う。立ち去りがたいが次の山があるので下山する
 
左)志々伎山  右)屏風岳
下山後、安満岳に向かうバスの車窓に見える志々伎山と屏風岳
◆時系列 山行記録   🌼花の山   🍁紅葉の山   岩山