白髪岳
しらがだけ(1417m)
山歩記 INDEX へ
秋の田園風景と白髪岳 2020年9月 熊本県

冬になると山頂が真っ白い樹氷に覆われて白髪頭の様に
見えることから白髪岳と呼ばれるようになった

白髪岳に向かう途中、車の中からの日の出と甲佐岳(右端)
登山口に向かう林道の途中にある千望展望所
人吉盆地の見事な雲海を眺める 
右の方に江代山、市房山、石堂山も見える
あさぎり町という町名が付けられたのも頷ける
左から江代山、市房山、石堂山 陀来水岳へはゲートの脇から入って行く
登山口に到着 ゲートがあり一般車両は此処迄
駐車場には先客の6台程が停まっていて、Uターンするのがやっと
山友が私を下ろして、下の駐車場迄車を置きに行ってくれた
登山口近くの林道脇に沢山のシモバシラの花が咲いていた
これは2010年11月に撮影したもの
「シモバシラ」の地上部は枯れていても根は生きていて、枯れた茎の道管に
吸い上げられた水分が外気温が氷点下になると凍って霜華となる
此処から歩き始める 自然林の中を歩く
最初のピーク1233m
猪子伏(三等三角点)
サルノコシカケ
一際大きなサルノコシカケに山友が座って見る この様な休憩ポイントが何か所もある
僅かな紅葉 秋の気配が漂う 浅く広く根をはるブナ
白髪岳のシンボル的存在となったブナ 枝の曲がり具合がユニーク
突然視界が開け、霧島の山々が見える 白髪岳山頂も見えて来た
黒っぽく見える陀来水岳 倒木が目立つようになる
地を這うように咲く小さなオトギリソウ 三池神社
山頂付近の樹々は殆ど倒れてしまった 大台ケ原の森林荒廃の様子に似ている

鹿の食害や様々な影響による植生の劣化、環境の悪化により
緊急に保護措置が必要な自然環境保全地域に指定されている

 
市房山方面の展望 白髪岳山頂
白髪岳 一等三角点 北東方向に大崩山、掃部岳、大森岳など宮崎県の山々
山頂の南側に陀来水岳への標識
此処から下って行く
陀来水岳へは行かず、往路を下山する
樹々が無くなった分、展望は良かった
展望を楽しみながら山頂でゆっくり昼食をとり寛ぐことができた
樹々が根こそぎ倒れている 立ち枯れの樹にはキノコ
登っている時には気づかなかったキノコ コバノガマズミの実
ヒメシャラ 此処にも秋の気配
シモバシラの花 白いものからピンクっぽいもの迄色々
小さなキノコ サルノコシカケ
ナツツバキ ヒメシャラ
山ハッカではなくタカクマヒキオコシでした
ヒガンバナと田園風景と山々

◆時系列 山行記録   🌼花の山   🍁紅葉の山   岩山