高千穂峰・烏帽子岳
たかちほのみね(1,573m)えぼしだけ(987m)
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高千穂河原で見られた一瞬の晴れ間  2016年2月 鹿児島県・宮崎県

低気圧の通過で大荒れの日本列島、昨夜は窓を叩く風の音で良く眠れなかった。
今日は天気は回復傾向とはいえ、タブレットで見る山の天気では標高1500m付近
で風速20mを超えている。朝から霧雨模様、どうなることかと思っていると 登山口
の高千穂河原に着いた途端に青空が見えてきた。奇跡が起きたと皆 笑顔で
高千穂峰をめざし登山口を出発する。

 
強風の為、途中で撤退を決め、高千穂河原に戻ってきた

出発して10分も経たないうちに空は曇り始めガスってきた。風も徐々に強くなってきた。
風を遮るものは何もない、3歩登っては2歩下がるようなガレ場を強風に煽られないように
必死で登る。火口壁まで登ってきたところでLDがこのまま馬の背を通過するのは危険と
判断し撤退することになった。下山途中誰かの帽子が一瞬のうちに何処かへ飛んで行った
2時間足らずの山歩きだったけれど山の天気の変わりやすさや、怖さを思い知らされた。
良い体験をしたと思う。(荒れた山の様子を写真に撮る余裕はありませんでした)

 
左)新湯温泉の反対側から車両進入禁止の林道に入る  右)ユズリハの樹が沢山見られる

高千穂峰を途中撤退し、同じ霧島山系の烏帽子岳に登るため車で移動した

 
左)林道を歩くこと30分で烏帽子岳登山口に到着
 
落葉の積もるなだらかな登山道を暫く行くと左側に山頂への標識、登山口から20分程で山頂が見えてきた
 
左)山頂標識と三等三角点  右)山頂の先に展望台がある
 
山頂から一旦下り登り返すと大きな岩が見られるようになる
 
山頂から20分弱で展望台に到着、天気がよければどんな景色が見られるのか?
今日はガスっていて何も見えない。唯一小ぶりの椿の花が目を楽しませてくれる。
 
左)タマキクラゲ  右)キクラゲ
 
時折強風が吹きつけるものの殆どが樹林帯なので穏やかな山歩きを楽しめる
 
左)戻ってきた登山口の標識。 烏帽○岳登山口?? 何か抜けてますよ~
右)ツチグリ
  

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