裏妙義周回
丁須の頭(1,057m)
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裏妙義の丁須の頭  2016年11月 群馬県

先月の表妙義に引き続き今日は裏妙義を訪れた。
岩に憑りつかれたと言う訳ではないけれど楽しいと思ったのも事実。
今日のメーンイベントは丁須の頭の頂点に立つこと。この日も多くの
一般登山者とクライマーが丁須の頭に登る事を目的に此処を訪れていた

国民宿舎登山口(8:25)→丁須の頭(11:20~12:20)→チムニー(12:40)→
赤岩付近(13:30~50)→三方境(14:40~15:00)→国民宿舎登山口(16:30)

車窓に見た裏妙義(中央に小さく見えるのは丁須の頭)
 
裏妙義国民宿舎の駐車場を出発して林道を少し歩く
 
林道から右へ丁須の頭への標識にそって登山道へ入る
 
しばらく枯れ沢に沿って歩くと目を疑うほどの紅葉が目の前に現れた
 
陽射しを浴びて黄金色に輝く黄葉
紅葉真っ盛りといった感じ
 
大小の岩を乗り越えながら登っていく
晩秋の山の雰囲気が漂う
 
 
左)最初の鎖を通過  右)かつての炭焼きの跡
 
ポカポカ陽気の中、丁須の頭を目指し登っていく
 
最後の急登を上り詰め稜線にでる
 
丁須の頭へ向けて岩を登っていく
 
丁須の頭の基部に到着して西の方角に浅間山を見る
 
丁須の頭を挟んで左右に群馬の山々を望む
南に先月登った表妙義を望む
丁須の頭は2人立つのがやっとという狭さなので登るのも順番待ち
順番が来るまで昼食をとることにしたけれどドキドキしてサンドイッチ
が喉を通らない。前の人が登るのを見ていると余計にドキドキしてきた
 
いよいよ私たちの順番が回ってきた。途中までは比較的スムーズに登れた
 
左)途中のテラスから下を見る 右)最後の登りあがる所がオーバーハング気味で難しかった
ついに丁須の頭の上に立ち下を見下ろす
殆どガイドのT氏にロープで引き上げて貰ったという感じ 重かったでしょうね
 
左)写真を撮りながらも足は震えていた  右)丁須の頭の基部まで懸垂下降で降りる
懸垂下降といってもただぶら下って降りたという感じ
 
下で待っているとT氏が懸垂下降で降りて来ました
やっぱりプロです カッコイイですね
 
終わってしまえばあっという間の出来事のようで
他の人の懸垂下降の様子も冷静に見ることができます
 
途中のピークから丁須の頭を振り返ってみる 向こうに見えるのは榛名山
丁須の頭だけを目的の人たちはそのまま往路を下山し
私たちは裏妙義を満喫するため三方境に向けて先へ進む
 
本日二つ目の難関、岩の割れ目の狭い間を20mほど下る
煙突のように狭い空間ということでチムニーと呼ばれる
 
どうにかチムニーをクリアする
 
赤岩の下をカラビナを鎖に通しながらトラバースする
 
左)途中に頼りない鎖もあった 右)烏帽子岩
 
展望の良い所で、しばしコーヒーブレイク
暑くも寒くもなく展望も良い 山で飲むコーヒーは美味しい
 
日本三大奇景と言われるだけあって奇岩・怪石が林立する
 
痩せ尾根から裏妙義を振り返る 中央左に丁須の頭が小さく見える
 
三方境でヘルメットとハーネスを外しザックに収納する
此処でエネルギーを補給し檜林の中へ・・檜林をぬけると自然林
素晴らしい紅葉の向こうに見えるのは表妙義
 
天気に恵まれ展望も良く、スリルを楽しみ、最後に素晴らしい紅葉を見る
ことが出来て幸せな気分♪ 表妙義も良かったけれど裏妙義は最高だった
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