矢筈岳・女岳
やはずだけ687m・めたけ615m

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林道から見る女岳 2023年12月 熊本・鹿児島県
冬にこそ登りたい矢筈岳、今回が4回目となる
ヤッコソウの群生地があると聞いていたがスズメバチが怖くて
避けていた。もう12月なので流石にスズメバチはいないと
思い恐る恐るヤッコソウの群生地を見に行く事にした
この辺りは西南戦争の
激戦地だったらしい
登山口を出発
暫くは林道を歩く
林道から矢筈岳(左)
女岳(右)
林道を離れ山道に入る
過去2回はこの取付きをスルーして林道を直進し、もっと先から取付いた
谷ルートと
斜面ルート分岐
右へ斜面ルートを行く
涸れ沢に沿って歩く 尾根に出る
女岳分岐 女岳への急登
岩が多くなる ツチトリモチ
女岳山頂 木々に
囲まれ展望はない
山頂の先に展望が開ける
ミヤマシキミ 矢筈岳分岐に
ヤッコソウの標識
女岳から下山して矢筈岳分岐まで来るとヤッコソウへの案内があった
左へ行くと矢筈岳本峰、ヤッコソウ群生地を見る為に右へ、林道を歩く
暫く林道を歩いて
ここから登山道へ
意外と歩き易い
整備された登山道
大きな樹の下に
ヤッコソウを見つけた
群生地はもっと
先の方にあった
12月だというのに
まだスズメバチが居た
スズメバチに
怯えながら撮る
群生地を見つけ写真を撮ろうとした時、ブ~ンと羽音が聴こえて来た
ヤッコソウより大きなスズメバチがいてビックリ
スズメバチは密を吸うのに夢中で、こちらに向かって来なくて良かった

 

光合成をしないヤッコソウは日光の届かない暗い林床に咲く
暗い環境でも餌を求めて飛び回るスズメバチに受粉の手助けを
してもらう「送粉共生」の関係。ヤッコソウは発酵したような
臭いを発しスズメバチを誘い甘い蜜を提供する "give and take"
見頃はとっくに過ぎていた 長居は無用
往路を戻る
林道に出た所に矢筈岳山頂へ直登する「チャレンジコース」の
標識があった。中々の急登みたいだけど挑戦してみる事にした
レスキューポイントが
2カ所ほどあった
山頂が近づくにつれて傾斜が厳しくなる
ロープが有難い 長島方面か?
ロープに助けられながらやっとの思いで山頂直下の展望の良い岩場に飛び出した
矢越神社 矢筈岳山頂
一等三角点
学校登山が盛んな様 雲の上に頭を
出した霧島山
向こうに見えるのは紫尾山

山頂で地元のソロの男性とお喋りしながらランチを済ませ下山開始

山頂から矢筈岳分岐迄も中々の激下りだった
尾根から谷ルートを
下りて来た
林道に出る
見事な万両 登山口にゴール
活動時間:5時間(休憩含む)距離:7.7㎞ 累積標高差:上り663m/下り664m

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