氏名 |
政治 |
知力 |
武力 |
魅力 |
野望 |
人物批評 |
ナバール |
5 |
65 |
98 |
35 |
1 |
紅の剣士と異名をとる大陸稀少の闘剣士。前後半生が全く未詳な謎の人物。朴念仁だが、胸中には大志があったはずである。さもなくば、盗賊団から解放軍に参戦し、メディウス追討などという危険な戦いには参加しなかったはず。英雄戦争時もフィーナを解放軍に預けて姿を消すことも出来たはずだが、最後まで参戦している。時代が生んだ、静かな風雲児だったのだろう。もちろん、生没年は未詳である。 |
ジュリアン |
19 |
52 |
63 |
46 |
11 |
盗賊。しかし、その中では人一倍正義心が強く、憂国の志はあった。マケドニア貴族のレナを守るために解放軍に身を投じ、意外なほど重用され、活躍する。終戦後はマケドニアの復興に携わり、レナと結婚した。そして義兄マチスと共にマケドニア文化の発展に尽力したと思われる。 |
リカード |
12 |
43 |
49 |
32 |
18 |
盗賊。ジュリアンの弟分的存在で、ジュリアンを慕い解放軍に参加。だが、憂国・大陸解放という自己意志によるものではなく、ジュリアンに従って行動していたといってよい。英雄戦争後にマケドニアに定住する事を拒み、再び盗賊家業に復帰。しかし、人民に危害を及ぼす様な強盗ではなく、おそらく弱き者の味方として強欲な商人などから奪った金品を配ると言った義賊に徹したことだろう。 |
シーザ |
58 |
53 |
79 |
64 |
73 |
ワーレンの自治をラディと共に担当した傭兵。半独立のワーレンを先導していたのだから、傭兵には珍しく政才のあった文武兼備の人物だったのだろう。解放軍に参戦するが、その終結後にワーレンを離れて消息を絶つ。彼にとっては重荷過ぎた戦いだったのかも知れない。 |
ラディ |
61 |
50 |
78 |
70 |
38 |
シーザと共にワーレンの自治を担当した傭兵。政才豊かな人物だったと思うが、明確な意志と決断力、そしてアカネイア王国の恩顧を受けながらも忠誠心というものに欠けていたと思われる。解放軍在軍中に女性と恋仲になり、一人の男として生きることを決意。彼とシーザはワーレンを捨てたが、二人がワーレンに残した布石は大きなものがあった。 |
ジオル |
70 |
33 |
74 |
40 |
85 |
グラ王国の国王。アカネイア王国から鎮西将軍に任ぜられた唯一の国王であり、将軍とも呼ばれている。暗君と呼ばれていたが、彼もまたアリティアの傘下にとどまるを潔しとしない野心家だったと思われる。そこのところはミシェイルに共通点があるが、ミシェイルほどの雄図無く、知謀に欠けたため、みすみすアリティアのコーネリアス王を戦死させたことからマルスの仇敵にさせられた。言い換えれば気の毒な国王である。 |
シーマ |
76 |
58 |
82 |
83 |
27 |
ジオルの妾腹の娘。暗黒戦争時にはアカネイアパレスに雌伏していたため、難を逃れる。戦後ハーディンによって招聘され、父と同じ鎮西将軍としてグラの統治に赴く。人心収攬に勤め、兵卒諸将から敬慕された名将だったが、アカネイアの援助が途絶えると、孤軍奮闘でアリティア軍と対峙。しかし、戦意はなくアリティア軍に身を投じる。戦後、王位につき、アリティアの親藩国として協力して行く意向だったマルスの言葉を辞退。一人の女性として恋人サムソンと共に暮らす道を選んだ。 |
チキ |
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90 |
10 |
神竜王ナーガの王女で嫡子。静かだが波乱な年月を重ねてきた彼女も、マルスとの出逢いから運は上昇する。暗黒・英雄両戦争間中は悲しい現実に苛まれたが、終戦後はアカネイアパレスに居を構え、戦友達に支えられながら暮らしていった。彼女に神竜族の後継が誕生したかどうかは未詳である。 |
バヌトゥ |
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79 |
58 |
長寿を誇る竜族・火竜系の末裔。晩年になり暗黒戦争に遭遇。チキを覚醒させ、戦渦に巻き込んだことは評価が二分するが、結果として彼の判断が大陸の平穏に繋がったことを考えれば、評価は言わずとも解るだろう。英雄戦争終結後、チキの幸福を静かに見届け、消息を絶つ。陰ながら支えた火竜の末裔は、いずこかで静かな生涯を閉じたことであろう。 |
チェイニー |
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86 |
9 |
神竜族の使者としているが、その実体は謎のままである。しかし、その見識の高さは竜族にあって一目置かれた存在に違いはなく、王女チキを守護するという大役を背負っていたのかも知れない。英雄戦争後に消息を絶ったが、その類い希なる神通力で生涯を通じてチキを見守り続けたことであろう。 |
フィーナ |
3 |
12 |
21 |
80 |
2 |
ワーレン出身の踊り子と言うことだが、彼女の前半生も実に波乱に満ちたものである。暗黒戦争時はシーザ・ラディの統率下にあったワーレンで本業に服していたが、終戦後に故郷を出る。英雄戦争初期にナバールと出会い、彼についてゆくという道を選びそのまま戦渦に身を預ける。戦陣にあって彼女は戦力と言うよりも、心の癒し役という形で重宝された。終戦後にナバールは歴史の表舞台から去って行く。彼女もまた彼を追い、歴史の大舞台からそっと姿を消す。二人が結ばれたかどうかは定かではないが、一人の恋する女性として、たとえ叶わなくても、生涯その想いは尽きることがなかっただろうと思われる。 |
メディウス |
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100 |
暗黒竜。地竜王として世界征服・人間族殲滅の野心に駆られたが、アンリ・マルスによって三度も虚しく潰え去る。マムクートとして蔑まれつづけた彼の憎悪心は全面的に悪いとは言い難いが、運命に逆らい続けた果てない野望は因果応報という形で己の身を滅ぼす結果となってしまった。英雄戦争終結後は魂ごと完全に封印され、二度と陽の目を見ることは叶わなかった。 |