Age:18 born:10/28 blood:AB size:164cm
CV : 福井 裕佳梨
INN nostalgia inspiration song
LOVE FOREVER
Words:Yuri Yamamoto / Music:Shinji Tagawa (DEEN) |
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©KID |
黒須カナタのキャラクタ・ビジュアルを見て、真っ先に思い浮かべたのがDEENの8thシングル「LOVE
FOREVER」という曲でありました。この曲の詞と曲調が実に彼女のために……とまで断言できるほどにマッチしていると言えたと思えるのは完璧な程のひいき目である。いや、本当に…。
そして、そのファーストインスピレーションは裏切られることなく、カナタ自身のシナリオに突入しても実に合致・融和しているのだ。まぁ、本編で流れている主題歌や、宮村優子が唄うカナタイメージソングでも十分なのだろうが、まぁ彼女に対する主人公・ショーゴを思えば、正しく『LOVE FOREVER』。有名な歌なので、興味あれば聴いて見るべし。もち、ショーゴ自身になってカナタに捧げてあげてみましょう。
と、鷹嶺 昊が実に久しぶりに瞬間脳裏に思い描けたイメージソングの黒須カナタは、猫は万物で一番、魅惑的な生物と称したように、彼女自身が猫のように束縛を受けぬ自由奔放な言動を持ちながらも、どことなく影を秘めて淋しさを伝え、何だかんだと言いながらもショーゴと言う存在に頼らざるを得ない、心の弱さか?
荷嶋音緒から、百瀬環に至るまでのカナタ像は、憎まれそうでいてそうじゃない。本当にそんな内面の片鱗を見られているから実に良い。全くもって早くカナタと修復モードにならぬものかと、やきもきしたものである。
ヤングマガジン・アッパーズに連載されていた漫画家・咲香里氏の著作に、『春よ、来い』というものがある。その主人公は曽根高史という大学生なのだが、メインヒロイン格として、白井沙恵という美女がいる。当面18歳、奔放な性格で、常に陽をかざした眩しいばかりの言動で、高史を振り回す訳なのだが、この黒須カナタとショーゴの関係は、正しく「春よ、来い」の沙恵とタカシに重なる。いや本当にね。トゥルーストーリーで、カナタを思う加賀正午は、そのまま曽根高史が乗り移ったような体たらくぶりを発揮してくれる。
まぁ、正直言えば何でもそうだけど、こいつのどこがそんなに良いのか……などと思いながらもストーリーを進めてゆく。そこがプレイヤーにとって見ればクソにもなるし、高貴な味にもなる要素なのだろう。ましてやカナタはモデルという職に就いている。はっきり言えば正午寄りのカナタの心情は正午に感情移入してみても実にこそばゆい。
カナタは実にナチュラルな素振りで正午に関わってくるのだけど、時々本当にハイ私、タカミネ コウもまぢでドキッとしてしまう場面がいくつもあるわけ。どういうことかなぁ。そう、きっと私は歳を取ったんでしょうね。少なくても10年前は同じ立場としてこれをやっていたら、「何だこの女、チョームカツク」なぞと、画面の微笑むカナタを見ながらそう叫んでいたことでしょう(笑)
実は、黒須カナタ・INN nostalgiaイメージソング、DEENのLOVE FOREVERは、「春よ、来い」のタカシ的曲であったからかな。ショーゴは言うまでもない、彼女も忘れられないショーゴと過ごした二人の時間に拠り所を求めていたのでしょうかね。あーあ、いいねいいね、若いって言うことは本当に素晴らしいです。
なんて、そこの処は全年齢対象の限界。「春よ、来い」は進んでいる。何歩も進んでいる。この言葉の意味は健康なあなたならば分かるでしょう(笑) だから、私的には「チョット待て! それですむわきゃねーだろ!」と、思う場面は多々多し。
高校時代の突然の別離が加賀正午の心の傷となっているという。「あなたのママにも家来にもなった覚えはない」と名言を吐き捨てる黒須カナタなのではあるが、それなのに後半明かされる別離の理由は拍子抜け気味。シリアスな理由に違いはないのだろうが、「それなのかよ!」と、逆にさまぁ~ずの三村にかかって突っ込まれそう。惹かれ合い、心身共に深く結ばれたはずの二人の別離としては意外なほどに脆いものなのかと懐疑せざるを得ないね。それを言っちゃカナタに嫌われそうなんだけど。
そして、テンチョーとの一件に関わってみればカナタの行動や心情は如何に奔放なんだと言われても、終始納得できる面は少ない。いや、それは音緒との良好な関係に義を通す正午に対する彼女を見れば一目瞭然。実に姑息な策を弄して、正午を束縛しようとするのです。いや、恐いね女ってのは(笑)
おやおや、それは言いすぎ。言い換えましょう。カナタは実に健気じゃありませんか。私、こういった様相に弱いんですよ。正午に心情を重ねれば、彼が心揺らぐのも分かります。誘惑されればね、そりゃ男は誰だって……(あ、別にしてないか)。
想い出にかわる君の冷戦は、荷嶋音緒と黒須カナタの米ソにも展開する。しかし結果は見えてます。普通の男だったら、カナタの押しに負けるでしょう。モデルだし、スタイル良いし、ショートだし、脚長いし……(笑)
いや、と言うよりも私的見解ですけれど(わかってるって)、どうも加賀正午には、荷嶋音緒よりもカナタの方が自然なんですよね。理由はまぁ、音緒編にて時間があれば。ただ一言で言わせてもらえば、略奪愛。ふっ……カナタ編を終えた次の日は鷹嶺 昊はしばらく落ち着きませんでした。
「ジャンプしようか」、「ハァ~イ」など、取りあえず僕的には桂歌丸師匠が木久蔵師匠へするように突っ込みたくなるようなこっぱずかしい言葉を連発してゆくカナタである訳なのだが(いや、カナタばかりではあるまい)、やはり「今日と同じ服で、君と明日を過ごしたい」が一番でしょうか。泣きますよ、うわぁ~んとね。とりあえず、僕だったら。悲しいというか、恥ずかしいというかね。うわぁ~んとね。
今回の主人公・加賀正午は、意外と好感が持てるからこんなことを言う美女と何たらかんたらとなる展開は、俺のショーゴになにすんだぁ! と迄は言わなくても、ちょこっと羨ましいというか、ええ。むかつきまでは起きませんけどね。
カナタはとてもいい女です。現実にいれば、誰もが好きになるキャラクタでしょうね。LOVE
FOREVERの一節「その横顔、Come back to me!」 ベッドで無防備に、怠惰的に横になるカナタのイベント、Come
back to me!! ダメ人間ですね、僕は(笑)
「今日と同じ服で、君と明日を過ごしたい」。悪いな、私は一週間同じ服を着て出勤するぞ、下着以外はな。君らが言っているのは、下着含めなのか? いや、それよりもそのセリフ、18歳らしからぬものなりけり。今どきの十代は、まだまだがきんちょですよ。そんな夜明けのコーヒーぶりのキザなセリフなぞ言えませんて(笑)
と、言うよりもメモオフファンの人よ、彼女は、音羽かおるじゃ、ありませんよね? 別人ですよね? いや、その……何でもありません。はいはい、お二人さん、いつまでもお幸せに!(笑)