Yuiko Shinosaka on Book reader
クラス | 2-C | 誕生日 | 6月6日 | 星座 | 双子座 |
血液型 | AB | 趣味 | 読書/スポーツ観戦 | FAVORITE | 血の色/魚/狭い場所 |
▽コンプレックス編
鷹嶺 昊としては一番最後に攻略したことになる篠坂唯子編なのだが、間違わないで欲しいのは、彼女がタイプではないという理由ではない。ぶっちゃけた話、アテレコの松来未祐さんの担当するキャラクタというのは、善悪、鷹嶺 昊に因果がある。要するに、松来未祐さんが担当するキャラクタは途中で挫折するか、嫌いか、或いは攻略しない、むかつくなど……。反面、はまる時はむちゃくちゃいい味を多く出しているから最高なんですがね(笑)
さて、そんな篠坂唯子の物語は、良い意味で私の予想を反してくれた。初回・向井弥子から始まったTLSSも、トリが篠坂唯子であったことが自分的には大いに満足していると言える。
ええ、なかなか涙ちょちょぎれ・・・とまでは行かなくても、しっとりとした印象がそこはかとなく感じられるのです。ええ、その人らしさの向こう側にある悩みや苦しみと言うものでしょうか。
実はこのコンプレックス編に見る篠坂唯子は、現実によく間近な話題ではないだろうかと見るのだが、いかがであろうか。特段、女の子達にとっては切っても切り離せない問題と言うことだろうが、現実問題、決してそうではないような娘も懸命になっているのだが、これを思えば実に難しい問題なのだろうな。綺麗になりたいとか、自分を変えてみたいという女性の美的欲求は、古来から未来にかけて永遠に不朽のものなのだろう。
▽憧れの人編
コンプレックス編の物語を遡って少し枝分かれした憧れの人編は、篠坂唯子のもう一つのしんみりした境遇を垣間見ることが出来る。とかくタカミネ的TLSS攻略で、トリを務めるに値した篠坂唯子物語は、なお一層深みがあるにもかかわらず、実際現実に近い境遇にも似た親しみを覚えるのだろう。
ま、自分がそうであるからして言うわけではないのだが、文章に造詣がある人間は得てしてどこか風変わりである。変人だろうと言ってしまえば元も子もないが、物語の中でよく彼女が投げかける疑問。常人には取っつきにくい観点なのかも知れないのだが、何々、文章書き屋たるもの、そういう視点は必要なのです。
将来作詞がしたいという夢は森崎勇太じゃないが、タカミネとしても応援していきたいもの。作曲のスキルがあればいいなぁと我ながら思ったりはするのだが、これはなかなか難しいものだよね。
とまあ、いろいろと語り合いたい部分は多々あるのだが、やはり性格や夢としては彼女が一番自分に近いかなぁと。彼女が言う『憧れの人』とは果たして自分ではなかろうかなどと、寸分たりとも想いながらラストエンディングを迎えたものである。ありがとうと。