浪漫大陸~渡海篇~

限りなくつづく水平線
夕陽に染めてきらめく
夏の港に流れる汽笛は
見知らぬ国への憧れ

夢を乗せて今はるかなる海へ旅立つ
心の中にある羅針盤だけが道標

波瀾と嵐の日々を
乗り越えて行け旅人
語れぬ浪漫があるなら
命惜しまず突き進め

蒼い海原を見わたせば
すべての生命(いのち)の始まりに
この星の起源を探して
たどり着く心の故郷

海が永遠の営みを育むように
君も心を海のように広く強くなれ

小さな哀しみよりも
大きな希望を抱けよ
果てない海は僕の浪漫
たとえ途上に倒れても

波瀾と嵐の日々を
乗り越えて行け旅人
語れぬ浪漫があるなら
命惜しまず突き進め

小さな哀しみよりも
大きな希望を抱けよ
果てない海は僕の浪漫
たとえ途上に倒れても

地球誕生から約45億年が経ったと言われています。そんな途方もない歴史を思えば、人間というのは何て短い一生なのでしょうか。たった一日をあくせくする生き方さえも、海を見ればどうしょうもなく小さなもののように感じます。海は不変の安らぎを与えてくれます。「母なる海」と言われるように、心の故郷、すべての生物の起源は、海にあると、僕もそう信じています。