浪漫大陸~再起篇~
いつか交わしてた約束を
果たす時が来たと
何気ない些細な事でも
僕は忘れはしない
ある晴れた秋の青空を見上げて思う
元気でいるかと胸を躍らせながらあの街へ
挫けた時はいつも
君の声を思い出すよ
遥かな道の足跡は
旅人が残した記憶
見知らぬ異国の街で
たった一度の出会いなのに
なぜか無性に懐かしくて
思わず涙流した
忘れかけていたことが不意によみがえり
絆がこんなにいいものなのかと強く思った
自分に負けた時は
あの日過ごしたあの街から
再び歩き出せばいい
それが君との約束だから
苦しい時はいつも
澄みわたる秋の青空に
悲しい思いとかそう
再起をかけて歩き出す
挫けた時はいつも
君の声を思い出すよ
遥かな道の足跡に
明日への夢を刻んでいる
緒形拳主演・ユーラシア大陸横断鉄道の旅
何気ない会話の中で、約束したこと。言った本人が忘れていても、相手にとっては、それが支えになっていることもあり得ます。僕は約束を破ることが嫌いです。何気ない、どうでもいい口約束でも、それが相手や自分にとって大切なことだったとするならば、僕は約束を果たしたいと思っています。