浪漫大陸
暮れなずむ海の浜辺に
独り涙を浮かべて
幼き日に出会いしあの人よ
今 別れを告げよう
愛の闘いは今始まったばかり
浪漫を求めて今
故郷の街を旅立つ
天まで届く想いが
未知なる世界を越えて
穏やかな朝の光が
優しく僕を包む
あれから幾年経ったろう
広い世界は未知なる旅
仲間達は種族を越えて
果てしない旅路を歩む
限りない苦難の道を私は歩む
誓いし愛の闘いが試練の道というならば
時間(とき)が過ぎて我死しても
思いが残るならば
見果てぬ浪漫の旅へ
魂と共にあろう
愛する人よそばへ
寄り添い共に行けば
見つめ合う瞳の中は
限りない浪漫大陸
人の心というものを『旅』という形で表現したいと思い始めたのがこの詩文でした。いつもひとりでいる気がしても、決して自分はひとりではないはずです。支えてくれる人、そして目に見える風景、動物たち・・・仲間たちは、目に見えるすべてのものなのではないかと思いました。