君標-きみしるべ-

いつか君が話していた夢が今、叶う
待ち続けてきたこの日をただ、信じて
思い募るあの街へひとり、旅立てば
雨がふりそそぐ空もほら、晴れたね

気づけばいつも君の瞳は
遠い空の彼方だった
二人で話す言葉も
まるで子供のようだった

昔誰かが刻んだこの道の足跡を
辿るその先に本当の君がいる

僕は君の語る夢を否定していた
馬鹿な夢物語だと笑っていたね

めげずに追いつづけてた
一途な心に惹かれ
諦め失ってきた
僕の夢がよみがえる

君が刻んで行くこの道の足跡は
僕が目指してゆく人生の道標

変わらない暮らしの中で
僕は僕らしく生きる
いつの日か自分の道を
見つけられることを信じて

どんな辛いことや
悲しみが待っていても
君が教えてくれた
夢を抱きつづけよう

君が刻んで行くこの道の足跡は
僕が目指してゆく人生の道標

君が抱いた夢はあまりにも大きすぎだと感じて、僕は本気にしていなかった。叶うはずがないと。
でも、今君がその夢を叶えたとき、僕は思い知ったんだ。「叶わない夢はない」ことを。僕も君にならいたい。今からでも遅くないよな。僕も、いつかきっと、自分の夢、叶えてみせるよ。