あの雲の彼方

 あの雲の彼方 自由な世界
 どこまでも続く地平線
 君とふたりで 旅立とう
 窮屈な荷物 かなぐり捨てて…

目覚めた朝が辛い
今日もまたいつもの道を
歩いていけば狭い
人間関係(ひと)の波 迫る
ありふれた色の傘を外せば
ごらんよ 未知なる青い大空

 あの雲の彼方 自由な世界
 どこまでも続く地平線
 君とふたりで 旅立とう
 窮屈な荷物 かなぐり捨てて
 さあ手をつなごう!
 僕らの旅はここから始まる

悲しいときに笑えば
自分を苦しめる だから
涙の数を希望に 変えてゆこう
うつむいた顔を上げてごらん
ほら 胸が高鳴る風が吹く

 生まれた夢は君の生命
 大切に育んでゆこう
 どんな苦しみ哀しみさえ
 負けない力がそこにあるから
 ふたりで探した
 忘れかけてたあの日の空を

 あの雲の彼方 自由な世界
 どこまでも続く地平線
 君とふたりで 旅立とう
 窮屈な荷物 かなぐり捨てて
 さあ手をつなごう!
 僕らの旅はここから始まる

 僕らの旅はここから
 始まる…

旅情編としては、浪漫大陸~完結編~以来、約1年半振りの構想となった作品です。旅をテーマとした私流の基本に還った詞となりました。
いのまたむつみ画伯が描いた、プレイステーション版ロールプレイングゲーム・テイルズオブエターニアのパッケージをひと目見てインスピレーションを受けたといういわくがある。ちなみに、この歌詞を書いた時点では、このパッケージの封を切っていない。ファンタジアの方をプレイ中である。
参考楽曲/遠い空で(DEEN)