夜の雨~feel sad rain~
今降り出した雨に
傘もささず歩いた
涙さえ優しく包む静寂(しじま)
いつものコンビニで
買ったコーヒーを飲み
見慣れた帰り道
なぜか足どりが重い
夜の雨が激しく降りつづく
誰もいないフロアのガラス窓
映る私の胸に伝う孤独に
悲しみ募る
過去を捨てて行くの
feel sad rain
一人になりたかった
ただそれだけなの
見慣れたマンションの
階段で煙草をふかす
夜の雨の音に慰められて
静かに時が過ぎてゆくの
いつかきっとまた新しい幸せが
あると信じて
いるから今だけはそっと
feel sad rain
夜の雨が激しく降りつづく
誰もいないフロアのガラス窓
映る私の胸に伝う孤独に
悲しみ募る
過去を捨てて行くの
feel sad rain
「雨」という概念は元々私の頭にはなかったのですが、ある女性の日記から雨に対するフレーズがわき水のように溢れてきて書き上げた記憶があります。