安らぎは面影の中に
見知らぬこの街で彷徨いつづけてた
雨に打たれながら君の面影探してる
優しすぎた心 君には重荷だったのか
街の灯りがにじんで 雑踏(ひとなみ)が辛い
君を失い初めて気づいた
ありきたりな日常(ひび)の輝き
時が過ぎて大人になっても
安らぎはきっとあるはずさ
面影の中に
ひとりの寂しさに無理に笑顔を作り
哀しみを隠しても忘れられないその日々が
鮮やかに蘇る 笑い合ってたあの季節
星の瞬き遠くて 届かない想い
君の幸せ心から願う
忘れないで僕の気持ちを
時を重ね生命(いのち)がつきても
思い出はきっと残るから
面影とともに
想い出にすがることはけして悪いことではないと思います。自分が現在ここにあるのは、その想い出があればこそだからです。過去を悔いつづけてはいけませんが、過去を糧にして前向きに進むことは、どんな言葉よりも自分自身にとって大きくプラスになることでしょう。
この詩文は未練たらたらな男性像を描きながらも、前向きにゆく姿勢を込めて書いてました。