風の住む街~Dear Girls~
粉雪が降る季節
この街を銀色に染めて
とても静かに舞い落ちてく
はかない恋
言い訳で繋いでた
二人の距離が遠くて
いつしか進む道が
気づかないまま違っていたんだね
街角に流れるChristmas Song
僕には哀しい
通り過ぎる風はもう
凍えてしまいそう
巡り会えた事は嘘じゃない
たとえ君が失くしても
未来(あした)に向かってゆく
ひとりじゃないから
いつでも…
淡い雪明かりに
ふと見上げる夜空の星
まぶしく照らす数え切れない
想い出だよ
浮かれていた二人は
見えない傷をつけ合い
無意識にこの日が
来るのを待っていたんだね
街を静かに包むholy night
君は誰と過ごすの?
僕は冷たい風に吹かれて
彷徨ってる
今日までの時間は無駄じゃない
たとえ忘れ去っても
哀しみが降り積もる
あたたかい春は
遠い…
クリスマスネタというものはあまり書きたくはなかったんですが(笑)、時期的にそうだったので思わず書いてみたくなったものです。どうしても悲しくなってしまうネタになってしまうのが私流のひとつ。自身の経験もあってか、これを書いているうちに今まで以上の感情移入がなされていた記憶があります。
参考楽曲/海の見える街~indigo days~(DEEN)