AIRPORT

飛び立つ機影を見つめ
二人の距離が遠くて
よるべない哀しみが
ひとりの夜を襲うよ・・・

君と出逢った頃を想えば少し寂しい
いつか二人が結ばれることをただ信じて
無性に愛しさ積み重なる
airport消える君の姿に

飛び立つ機影を見つめ
二人の距離が遠くて
よるべない哀しみが
ひとりの夜を襲うよ
そばにいてほしい
もう僕には君しかいない

君と過ごした時間はとても短く楽しくて
だけどあらためて気がついたよ
独りの寂しさに
隠せない気持ちに涙あふれた
雲間に消えるまで見送っていると

どうしようもなく君が欲しいよ
今すぐに迎えに行きたい
あせらないで待っているよ
どんな不安が僕を包んでも
ひとりで過ごしている
いつもの部屋がなぜか広くて

飛び立つ機影を見つめ
二人の距離が遠くて
よるべない哀しみが
ひとりの夜を襲うよ
そばにいてほしい
もう僕には君しかいない

もう僕には君しかいない

空港という場所には不思議な雰囲気があると感じます。出会いと別れ。人々の心の坩堝とでも言うのでしょうか。友人・知人・恋人・家族・・・。出逢いに喜び、別れを惜しむ光景は、さながらテレビドラマのような感覚がありました。この詩文は自分をそうした立場に置き換えて創作したものです。
参考楽曲/遠い空で(DEEN)