春を待つ季節

今 思えばあれは一年の 桜が舞う季節だったね
初めて出逢った学校帰り 僕の心はときめいた
君のその無邪気な笑顔だけが 心に思い出すたびに
いつものこの道を 今日も歩いてみる

たとえ近くて遠くても 僕は君を愛してる
だけどこの想い叶わなくても春を待つ季節はそこに...

銀色に飾られてゆく街 Christmas Songが流れる
誰もが静かに愛を語る 僕だけが一人きりさ
すれ違う雑踏(まちなみ)に振り向けば 君の姿がそこに
届かない遠ざかる影 粉雪のとばりに消えた

恋がはかなく終わっても 僕は君を愛してる
だから信じていたい 空はやがて晴れるから
冬が過ぎ去ってゆく やがて...

そして僕らは旅立つ それぞれの思いを胸に
いつかまた出逢えたなら きっと言えるはずさ...

恋がはかなく終わっても 僕は君を愛してる
だから信じていたい 空はやがて晴れるから

たとえ近くて遠くても 僕は君を愛してる
だけどこの想い叶わなくても
春を待つ季節が 終わりを告げてゆく

今 思えばあれは一年の 桜が舞う季節だった...

【同級生2】メインストーリー。
人が必ず経験する、『初恋』。それは人間として心の素晴らしさを実感する瞬間です。僕も経験がありますが、小学生の頃だったですね。あまり話もしなかった娘だったんですが、気づけばいつも視線は彼女の方に向いていました。幾年か経って高校の帰路に見かけたとき、茶髪にして思いきりコギャル化していたときは正直ショックだったです。