黄昏の海辺で
誰もいない春の海辺
砂浜に足跡を刻む
遠い日の想い出が
静かに波にさらわれてく
明日へ向かう勇気がなくて
亡き人をただ悲しむだけ
金色の波間に映る面影が
別離(わかれ)を囁いている
あなたを見つめる人
そばにいるから泣かないで
震える肩をそっと抱きしめて
二人見つめる黄昏の空は
明日への輝き
遙かな国へ旅立つ明日
君宛の一通の手紙
今までの想い出が
書ききれなくて戸惑うよ
涙の向こうにある幸福(しあわせ)
君と二人で見つけたい
暮れ行く波止場にたたずみながら
待ちつづけていた
あなたを愛する人
そばにいること忘れないで
今日までの日々そっと胸の中
二人見つめる黄昏の海は
明日への希望
今 このまま荷物も持たずに
行こう僕の故郷(くに)へ......
純恋愛シュミレーションゲーム・みつめてナイト(クレア・マジョラム)
クレアのストーリーをそのままアレンジしたような詩文でありました。それはそうとして、いつの時代でも、海というものは不思議な雰囲気を漂わせているような気がしてなりません。
高価な店や、高級ブランド品などは及ばない、最高のムードを創りあげる、大自然の力というものを、感じさせる場所ではないでしょうか。