二人の想い出

忘れかけてた季節の中で
芽生え始めた恋が育った
他愛のない出来事が
こんなにも大切なんて

気がつけば時間だけが経って
あの日のことは昨日のように
色あせずにいつまでも
輝き続けているよ

粉雪の降る夜の街で
そっと見上げた月が
瞳の奥に光帯びて
今 優しく解き放つ

 ずっと君だけ愛したい
 失くした時も想い出にして
 春が出逢いの季節なら
 誰もがきっと
 胸を躍らせているはず

別に不器用でもいいじゃないか
格好つけてもらしくはないね
ありのままの想いすべて
言葉にするだけでいい

季節がめぐり大人になって
何かが変わってゆけば
きっとどこかでたどり着く
二人出会ったあの場所に

 何があっても離さない
 心をつなぐ糸が切れても
 胸を突き刺す哀しみを
 強さに変えて
 君を守り続けよう

 何があっても離さない
 心をつなぐ糸が切れても
 胸を突き刺す哀しみを
 強さに変える
 あの日のままの
 二人の想い出さ

 ずっと君だけ愛したい
 胸に誓った
 二人の想い出さ

ビジュアルノベル To Heart出演キャラクタ 雛山理緒
雛山理緒のストーリーを基に書き上げた歌詞。 ドジでおっちょこちょいながらも、ひたむきに前を見つめて歩き続ける彼女に対する主人公からの応援歌とでも言うのでしょうか。
記憶に残らないほどの小さな出来事が、その人にとっては一生忘れることの出来ない『想い出』になることさえある。そんな想い出が辛苦に直面したときに何よりもの支えとなるだろう。
参考楽曲/誓い (徳永英明)