明日のために

もう君はひとりなんかじゃない
そう願い瞳を閉じた
粉雪の舞う12月の街
クリスマスの鐘が鳴り響く

寂しさ隠してつくろう笑顔
ずっと待っていたと
僕の胸で泣き崩れた

 不意に出逢えたあの日に
 すべてが始まる
 きっと明日のために

 震える背中抱いて
 夜空見上げたら
 星が優しく導いた

そう…とても小さな贈り物を
ポケットに秘めて君の待つ場所へ
言葉だけで伝わる想い
イルミネーション二人を包む

いつかすれ違う時が来ても
涙で曇る瞳で
うつむいたまま歩かないで

 風は春を秘めて
 頬を撫でてゆく
 過去を捨てる訳じゃない
 肩寄せ合い歩く黄昏の街
 君が優しく微笑んだ

 不意に出逢えたあの日に
 すべてが始まる
 きっと明日のために

 震える背中抱いて
 夜空見上げたら
 星が優しく導いた

てんたま 七瀬結花
七瀬結花というキャラクタには、現代社会の裏に潜む、ある問題が象徴されたストーリーが展開され、終盤、ほんのりとした感動を与えてくれました。
ゆえに作詞に関して、ちょっと淋しい感じの楽曲をイメージしてみようかなと思っていたんですが、それじゃああまりにも‘まんま’なので、敢えてテンポの軽い楽曲、舞台設定的にもクリスマスと言うことで、徳永さんのノースリーブのクリスマスという曲を基に制作しました。
参考楽曲/ノースリーブのクリスマス (徳永英明)