夢の希望に
翳る微笑み 隠さなくていいよ
泣きたいときは 泣けばいいね
怺える方がよほどつらいけど
風はそっと春を秘めて……
小さな肩に 重い荷物を
背負いながら 歩きつづけても
道はいつまでも坂道伝いに
希望という景色が広がる…
胸に残るあの日の出来事
時々思い出すよ
悔やみきれない選択
もう過ぎたことなのに……
傷はいつか 癒える日が来ると
心の隅で 信じてくれるかな
失くした時も夢であるように
涙はほら青空の中……
川辺にフキノトウ見つけた
新しい季節が来る
愛した日々は色あせない ほら
眩しく照らしつづけてる……
翳る微笑み 隠さなくていいよ
泣きたいときは 泣けばいいね
怺える方がよほどつらいけど
風はそっと春を秘めて……
Kanon 倉田佐祐理
『Kanon』から川澄舞ストーリーに関わってくるサブキャラの倉田佐祐理をベースに書いたもの。物語の流れの中から、彼女の内に秘めた悲哀に揺り動かされて創作。実はずっと以前に舞と祐一を含めた3人の友情(愛情)をテーマに作詞しようとしたのだが、私的にいまいちだったので却下。タイトルとは裏腹な内容ですが、ED後の彼女の姿を表せていればいいなあと思っています。
参考楽曲/僕の時計 (徳永英明)