ぱすてる

もう 君は ひとりじゃないよ
ぼくが ずっとそばで 守るよ
そのまぶしい 笑顔の奥に秘めた
哀しみのぶんも すべて…
 
君の胸の中に 広がるキャンバスに
描いた ささやかな この倖わせを
かけがえのない 希望にすることが
ぼくが してあげられる ことだから
 
坂道伝いに 見下ろしてた街は
暖かな風の中 きらきら光っていた
そして 原色の青空の下
はしゃぐ 君の笑顔…
 
華やかなことは 何も出来ないけど
大人になることを 急がないよ
ぼくは 僕らしく 強くなれたのか
そして また 夏が来る

君がながした なみだの色
君がつづった 思いでの構図
あざやかな水彩画を いま
ふたたび ふたり…
 
かけがえのない人よ 僕は ずっと
君に理想を 求めすぎていたんだ
高嶺の花として いることが
苦しめていたこととも しらずに
 
もう 君は ひとりじゃないよ
ぼくが ずっとそばで 守るよ
そのまぶしい 笑顔の奥に秘めた
哀しみのぶんも すべて…
 
そして また 夏が来る

参考作品:ぱすてる(小林俊彦) / 参考楽曲:君は君でいたいのに(徳永英明)