名も無き僕に
目覚ましが鳴る月曜の朝
身支度をしてパンをかじる
またありきたりな生活が始まる
街はいつもの喧騒(にぎわい)に包まれ
僕は同じ道を歩きながら
聴きなれた歌を口ずさんでた
昨日と違う表情(かお)で
人間関係(まわり)の渦にのみ込まれ
自分を見失いたくない
つらいこと悲しいこと
悲観してちゃきりがない
つまらない時代だからひたむきに
進まなければきっと後悔する
こんな名も無き僕でも
支えてくれる人はいるから
夢があるのに無気力な日常(ひび)
帰宅時だけが笑顔戻る
明日を思えば何故か沈んでしまう
そんな自分にもううんざりするね
だけど信じていたい僕の夢を
たとえそれが叶わなくてもいい
たとえ今は孤独(ひとり)でも
自分を励ましながら
明るい未来(あした)に心はずませて
振り返らないで生きてゆこうか
こんな名も無き僕でも
愛してくれる人はいるから