草原の風

遙か遠い街目指して歩き続けた
晴れの日も雨の日も
今日は少し疲れたから
草原に横たわろうか
優しい風に何故か急に
想い出すあの故郷
忘れかけてた母の笑顔
ゆっくりとよみがえる

果てない空思いは募る
いつまでも尽きることなく
寂しい心に草原の風は唄う
君はひとりじゃないから

見知らぬ国に思いを馳せ
夢に向かい立ち上がる
明日もきっと晴れるだろう
微風を背中に受けて

果てない旅君と二人で
いつまでも歩きつづけたい
逸る心に草原の風は優しい
僕が僕であるために