遠い銀河へ

孤独と悲しみ
ひとり家路に向かう
ふと見上げると遠くかがやく銀河
優しく足もとを照らしているよう

生まれてぼくらは
百年たらずしか生きない
だけどめくるめく季節を感じて
怒って笑って泣くことができる

ふりそそぐ銀河の淡い光
数億年前に放たれた輝き

ああ…ぼくらの命はなんて短いんだろう

昨日のことさえ
明日には忘れてしまいそうな
そんな心さえ覚えていてくれる
名前は知らないけれど
優しい銀河

僕らはどうして
"いま"を生きているんだろう
いろんな夢がまるで星のように
無数で鮮やかできらめいているよ

疲れた体をなげ出して
窓の外見あげた無限の宇宙

はるか遠い銀河へ旅だつ心

うつむく心のドアを開ければ
見わたすかぎりの星の海がある

何もかも忘れよう 遠い銀河で

参考楽曲/私の中の銀河(海援隊)