うち解けない生活
ただ空しく過ごしていた日々
かけがえのない友だち
出会った日をそっと思い起こす

沈む夕陽に照らされた涙
翳る背中に光差す君の声

　初めて『愛称（あだ名）』で呼ばれた日の
　景色は今も変わりはしないけど
　流れる時の中ですれ違うことを
　素直になれないときは
　あの日見た夕陽が
　何かを教えてくれる

時々ふさぎがちになることがあり
ひとりになりたくなるけれど
足下に伸びる影が
「ひとりじゃない」　と教えてくれた

何かに挫け負けそうなとき
言葉以上に勇気づけてくれた

　初めて『愛称』で呼ばれた日の
　景色は今も変わりはしないけど
　重なる思い出に大切なこと
　忘れそうになったら
　振り返ることも悪くはないはず

気づかないまま大きくなってた
大切な存在だから
つまらない小さなプライドなんか
かなぐり捨ててしまえばいい…

　初めて『愛称』で呼ばれた日の
　景色は今も変わりはしないけど
　流れる時の中ですれ違うことを
　素直になれないときは
　あの日見た夕陽が
　何かを教えてくれる