沈む夕陽に重ねた想い数え切れない悲しみ
明日という見えない不安に震える夜さえ慣れていた
この世に生まれた意味を探すなんてきっと空しいのだろう

同じ空を見上げた君の瞳は遠い雲の彼方にあった
無邪気にはしゃいだあの日ヒグラシの声飛び交う畦道
夢見続けた叶わぬ願いをずっと抱いてはいけないかい

ほんの小さな倖せを探し泥まみれの毎日に
傷つくことを怖れていても自分自身が傷ついてゆく
夏の陽射しに輝いて高く舞い上がれしゃぼん玉
人生は泡沫と言うけれど今を精いっぱい生きたい

いつの日か再び出逢える時を信じて今はそれぞれの道を
　泣きたくて瞑る瞳の中にいつでも僕はいるよ

遠ざかるあの町に生き甲斐をひとつ見つけた
君のために僕が生まれたもうひとつの故郷だから

今はただ失くした大事な答えを探すために旅を続ける
そしてまた必ず帰ってくると強く抱きしめて誓うよ

僕らの生命は短くはかない　だからこそ輝いてゆける
たった一度のこの時の中でありのままに居続けよう

いつの日か再び出逢える時を信じて今はそれぞれの道を
泣きたくて瞑る瞳の中にいつでも僕はいるよ
いつでも僕はいるよ
いつでも僕はいるよ