何を求めて人は現在（いま）を彷徨っているのだろう
心から笑えているかい？
自分に嘘はついていないかい？
懐かしい風　見上げた青空
自由に空を翔てゆく鳥

ありきたりの景色に見慣れて失ってゆく夢が
君と出逢えたこの空の下で強くきらめいた

流行（まち）に囚われてた精神（こころ）が
少しずつ真実へと羽ばたき始める
誰のためじゃなく　愛と勇気を抱いて
広い砂漠を駆け抜けたい

恋の温もり　愛の哀しさが
碧の風にとけて　優しく僕を包むよ
強がるだけじゃ　楽しくなんかない
今はただ
心を休ませるこの宿屋（ばしょ）で
二人寄りそっていよう

幸福は永遠なんかじゃない
別離はいつか必ず来るものさ

人間なんてひとりじゃ生きて行けないけれど…
「愛してる」なんて哀しすぎるほど憧れる
君と僕が触れあう魂の輝き…そうだろう？

たった一度の人生の中で願うこと
結ばれたふたりいつまでも
離れないでいて
愛しあうふたりいつまでも
輝きつづけるように…