陽の当たる坂道

夢を描いてたあの頃 ただ駆け抜けてた
怖いものは何ひとつ 無いと信じてた
恋も思うがままだと 君を傷つけた
たかをくくりつづけていたと 自分を恥じた

きっと誰もが胸に 言えない悩みを抱え
他人の幸福だけを 妬み卑下していただろう

 時を越えていつか 陽の当たる坂道を
 辿るその未来(さき)に
 真実(ほんとう)の僕がいる

はき違えた優しさに 愛を疑った
求めるものが違うと 君を棄てた

記憶の片隅にある あの日の輝く笑顔
孤独に悲しむ夜も 歩いてきた人生(みち)だから

 行き交う人の波と たたずむ君の影を
 落とした肩の向こうにも
 空は広がっている

今もまだ僕はひとりで この道を歩きつづけ
果てない終わりの街に 何を求めるのだろう…

 僕を信じてきた どんなに泣いたときも
 遠回りなしるべに
 想い出は残るだろう

 時を越えていつか 陽の当たる坂道を
 辿るその未来(さき)に
 真実(ほんとう)の僕がいる

 Lalala...Lalala...

参考楽曲/道標(徳永英明)