まえがき
いやあ、やっぱりやってしましましたね。ドラクエ、ドラクエ5好きの皆さん、二年間のご無沙汰でした。鷹嶺 昊でございます。
書くまいか、書こうか……PS2版でのリメイク時からある程度覚悟は決めてたんですよね。まあ、でも幸いなことにタカミネ独自のペースで書き進められると言うこともあるから今まで待機に待機。
前作…というか本編の、「P.S.抱きしめたい」では、どうも【主人公×ビアンカ】という色合いが強い! フローラが可哀想だ! という手厳しくも書いてる自分でもそう思っている(おいおい)指摘が多々あったんですねえ。
それに、これがまた意外にも女性の読者が多いみたいで(男性向18禁だっちゅうの)、うれし恥ずかし困惑状態だったのを憶えてます。
まあ、そんな理由ではないですが、PS2版をきっかけに、不遇だった(らしい)フローラを幸福にしようではないかと。まあ…結局は欲望に負けちゃったんすけどね(笑)
あーあ、また数ヶ月かかるんだろうかーと思うと、いい加減に他の未完作品あげろやと自己突っ込みしたくなります。今回は短期集中連載という形ですが、私のことですから息切れ覚悟ですね。
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鷹嶺流恒例、小説主題歌。今回は、「P.S.抱きしめたい」の元ネタとした、「遠い思い出」の時のイメージソング「君の心に帰りたい」を歌っている、DEENにしました。今回のタイトルの基にもなった、2002年発表のアルバム「Pray」から、第3トラック「i...」と第7トラック「I
say to my love」を起用。80年代のAOR系サウンドに飽くなき追求をし続けているDEENの境地に、少しでも肖りたいと思っております。 「i...」は愛する人と迎える新しい朝に、その人の寝顔を見つめながら、ずっと愛し、守りつづけたいと願う主人公の心境を歌っている珠玉のバラード。「I say to my love」は、ブライダル・ソングなのですが、たくさん悩んだ末に君を選んだこの道と、新しく作ってゆく思い出を、ずっと信じて歩んでゆく、生まれ変わっても君と巡り逢いたいという、まさにフローラを選んだ主人公の心情を代弁しているバラードでございます。 前々作である『遠い思い出』の「君の心に帰りたい」、前作『P.S.抱きしめたい』の稲垣潤一「P.S.抱きしめたい」はいずれもビアンカ失恋主題の曲だったので、今回このポジティブな2曲の起用で、完全無欠なフローラの幸福を目指したいと思ってます。是非、一度お聴きあれ。毎度ながら、小説のイメージが膨らみますです。 |
今回もまた、前作に引き続き、18歳以上の制限を掛けさせていただきます。ああ、でも性的描写だけを期待されるのもちょっと悲しいですので、皆さんどうかタカミネ独特のフローラ幸福理論を感じてもらえればと思います。
健全系小説ならば他サイトに数多あるので、この小説とは較べないでくださいね。ハッキリ言ってコレ、駄作ですから(笑)
さて、この「Pray~ひとつになる絆~」では、ビアンカは一切出さないつもりです。と言うのもホラ、タカミネの場合出すと余計にダラダラと長くなってしまうだけなのと、力量不足のためか不徳の致すところか、結局ビアンカ寄りに傾斜してしまうからですね。まあ、ビアンカ描写はP.S.抱きしめたいの方にあるので必要はないのですが(笑)
まあ、と言うわけでして無精ヒゲ+ボサボサ髪のムッサーな格好で頑張らナイト(古代語)な私、タカミネ コウがお送りする“本当?”の主フロ小説(18禁)の開幕でございます。堂々となり、こっそりとなり、ご支援・ご声援を賜れば無上の喜びでありますです。
右腕がけんしょう炎……わしもトシじゃなあとつくづく思う、春の佳き日に 鷹嶺 昊
May 08, 2004