インスピレーションソング・ライナーノーツ

1
あなたの横顔
Leaf(To Heartより)
オープニングは『To Heart』の楽曲より。ゲームでの設定や、創作した時期の季節からではないが、自身の中では春の通学路を登校している学生たちのイメージにぴったりなこの曲を聴いている。12人中の大部分が学生ゆえに・・・?
2
MELODY
Sister Princess
PS版『シスタープリンセス』のオープニング・テーマ。創作するには何事も基本が大切。ゲームをしながらキーボードを打つわけにはいかない。ならばあのオープニングの場面を思い出しながらこの曲を聴いてイメージを再度捉える。
3
逢いにゆくよ
DEEN
SisterPrincess空色の宿 空色亭オリジナル短編集のオープニング・イメージソング。
古井弘人編曲の中ではDEEN三大名曲と言われている(?)ラブバラード。何か、妹たちの家に『お泊まり』に行く主人公の心境を思い浮かべるが、どうもこの曲を聴くと、画面の中のお兄ちゃんではなく、私の心境そのままと言った風である。
4
SMILE
徳永英明
レシュカリア古代戦記のメインイメージソングにしている同曲だが、シスタープリンセス空色の宿 空色亭オリジナル短編集では、場面の一つとして、愛する妹と別れて遠く旅立ってゆくお兄ちゃんの心境を描いてゆくための強力な手助けになっている。この曲に描かれている場面は想定の段階である。
5
I wonder...
DA PUMP
何か惹かれる楽曲、どこか自分好みの曲調。詞もいい。DA PUMPが気に入ってしまった原因。
SisterPrincess空色の宿 空色亭オリジナル短編集では、そうですねぇ……咲耶か鈴凛あたりにお兄ちゃんが歌ってあげるイメージですね。DA PUMPファンの人、ごめんなさい(笑)
6
SHINE ON ME
稲垣潤一
稲垣さんの曲がイメージソングとなるのは自分としても意外だったんですが、テンポや詞などから、衛編の小説を書くときにはきっとこの楽曲を使うだろうと思う。だが、シスタープリンセスの主旨を考えれば、稲垣さんの曲はかなりアダルトかなぁ~なんて思っていたりする(要するに、30代以上の人が聴く曲だと言うこと)。
7
Let it be
THE BEATLES
ビートルズの曲を聴いてイメージするときは、不思議なもので、色々な場面に使えるんです。Let it beは、例えば、喧嘩して別れてしまった兄と妹。仲直りしてゆくまでのプロセスで、それぞれの視点から語られてゆく場面を想定して流れているBGM。ビートルズの名曲の中から、今回はそんなLet it beを採用。
8
鳥の詩
Key(AIRより)
直接シスタープリンセスには関係ないんですが、『AIR』の主題曲を聴いてたまには息抜きを・・・(笑) と言った感じでしょうか。AIRをプレイされた方は多いでしょうから長々とした蘊蓄は垂れますまい。敢えて言いましょう。「いい歌だ!」
9
ORACIÓN~祈り~
来生たかお/斉藤由貴
映画『優駿~ORACIÓN~』の主題歌だったこの曲は、この短編集の記念すべき第1回・咲耶編『祈り』のイメージソングにしようと思ったのであるが、酔余の勢いで書いていたためか、思い切り初期構想から外れてしまったのである。カセットテープに置き換えて、A面最後を締めくくるこの曲は、12人全員に対し捧げたい、優しい曲である。一聴の価値ありです。
10
ラバーズ
徳永英明
自身の中では創作詞『To Heart』の基曲というイメージが強いが、オリジナル曲は実に前向きで明るく、力強いラブソングだ。シスタープリンセスに当てはめれば、お兄ちゃんが妹たちに対し、「いつかは僕の元を離れてゆく君へ贈りたい応援歌」のひとつではないかと解釈。B面最初はそんなこの曲で始まった。
11
明日もし君が壊れても
WANDS/ZARD
TV朝日系で放送されていた『遊戯王』エンディングテーマ。シスタープリンセス空色の宿 空色亭オリジナル短編集では、「兄妹だから…」という概念に囚われている2人に聴かせてやりたいというイメージ。曲調からしてみれば、どうも千影あたりにピッタリな感じだが、聴かれた方はどう思われるだろうか?
12
哀しみの向こう側
DEEN
最近、小説の構想が少し悲しげな感じになってしまう自分だが、この楽曲はとかくお気に入りである。悲しげな内容に仕上げるときに必須のバラードソング。短編集を読まれて、悲しかったなあと思われたならば、ぜひこの曲をお勧めです。曲調のイメージから見れば、個人的に鞠絵にふさわしい気がするのでありますが……?
13
shining★star
Sister Princess
言わずもがな、PS版シスタープリンセスのエンディング・テーマ。この曲を聴くと、私的には、ゲームを初プレイの際、マイシスターを咲耶に設定し、エンディングが千影だったのを思い出すのである。
14
この街で君と暮らしたい
FIELD OF VIEW/小松未歩
シスタープリンセス空色の宿 空色亭オリジナル短編集のエンディング・イメージソング。私的には、オープニング・イメージソングの『逢いにゆくよ』よりも、この曲の方が、小説の内容により近いイメージがあるのではないかと思っている。とかく、私の小説はイメージソングを聴くと聴かないとでは面白さが違うと断言できるのだ。
15
青空
Key(AIRより)
AIRのラストシーンで流れてゆく感動的な曲。表現力に乏しい鷹嶺が、どうにかしてAIRのような流れをシスタープリンセスオリジナル短編集に取り入れられないかと考えて選んだ訳なのだが、う~む、どうも上手くいかない。当たり前だが、永遠のプロ受験生ですな、私は(笑)
16
HOWEVER
GLAY
殆どの人がご存知、GLAYの名曲ですね。伴奏から歌い出しの詞、サビの部分を通じて、シスプリ・インスピレーションソングのトリは、やはりこれで行くしかないだろうと言うことで、事実上のラスト。短編集作者の私、鷹嶺が一話一話を書き終えて、出演した妹たちへ贈りたい曲。やわら~かな・・・・
17
新緑の草原
Leaf(To Heartより)
ボーナストラックは、オープニングチューンの『あなたの横顔』に続き、To HeartよりのBGM。この曲はTo Heartゲーム開始直後の場面のみに流れている曲らしい(未確認)。そのタイトル通り、暖かな陽光に満ちあふれている緑の草原が脳裏に浮かぶ。構想に疲れた精神をそっと癒してくれるようだ。