曲名/アーティスト(発表年)/作詞作曲 | ノベルライナーノーツ |
OCEAN
【DEEN】 (2004)
作詞/池森秀一 作曲/鈴木寛之
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テイルズオブリバース・蒼穹之亭オリジナル恋愛小説「ALONE」メイン・イメージソング。アルバム『ROAD
CRUISEN』の第3トラック目のこの曲は鷹嶺好みのバラードであり、創作活動においていつかフィーチャーしたいと思っていた。ただ、この曲をテイルズオブリバースの創作において起用するかどうか非常に悩んだが、最終的に起用することに決めた。 広大な世界の中で巡り逢えた2人。月夜の海を見つめながらそれまでの経緯と出逢いの奇跡をスケールの大きな曲調と池森氏の歌唱力がつづる。この曲のストーリーをどのカップルを当てはめているのか、或いはALONEが伝えたい真髄は、この曲を聴けばきっとお分かりいただけると思う。 |
LOVE IS ALL
【徳永英明】 (1991)
作詞・作曲/徳永英明
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前作テイルズオブシンフォニア「キミとともに~愛のかたち~」の基軸のひとつともなった徳永英明恋愛メッセージソングの最高峰。ドラゴンクエスト4・天空水滸伝の第6章イメージソングにも起用。鷹嶺が徳永英明ファンの端緒ともなった曲で、事実上「蒼穹之亭ライフソング」でもある。 この曲の中にある「誰もが同じ空の下で息をして…」というフレーズはテイルズオブリバースの本編で提起されている、まさにメインテーマのひとつでもあるだろう。徳永英明がかつて湾岸戦争のただ中で戦場の真っ只中に立ち歌い聴かせたいと願ったように、ヴェイグたち、特にマオはあの確執の中で、この曲があれば、きっとヒューマとガジュマの間に立って歌っていただろうと信じて止まないのである。 |
まっすぐの唄
【海援隊】 (2001)
作詞/武田鉄矢 作曲/中牟田俊男
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上戸彩の演技が光った、2001年の「3年B組金八先生」のタイアップ曲。力強い曲調と、「今日から僕はまっすぐに、君の涙になってやる…」など、武田鉄矢の情熱溢れる詞はティトレイが後ろ向きで何事にもネガティブな心境にあった当時のヒルダに向ける激励の意味合いが強いと思ったもの。 文字通り、ポジティブな曲でありテンポ的にもティトレイの心境に非常にマッチングした素晴らしさがある。鷹嶺的にはティトレイ・クロウのテーマソングと位置づけている。 |
ずっと2人で…
【GLAY】 (1995)
作詞・作曲/TAKURO
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1995年のGLAYのシングル。不安を抱える恋人たちに対して勇気と希望を与える意味合いの多いGLAY独特の曲想は今や語る間もあるまい。 メインイメージソング「HOWEVER」と共に起用したこの曲は、ミルハウストとアガーテに向けた鷹嶺的な鎮魂歌の様相がある。決して後ろ向きで哀しい意味合いというわけではない、奇跡を願ういちプレイヤーとしての独善的な願望に他ならないわけだが。 |
誓い
【徳永英明】 (1997)
作詞/篠原仁志 作曲/徳永英明
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徳永英明にしてみれば少し甘めだが、よくよく聴いてみれば力強いビート感が隠し味の名曲。意味合いは聴いていただければよくわかると思うが、ヴェイグがクレアに向ける想いを表しているのではないだろうか。 ヴェイグが抱いた不安、信念、クレアへの淀みない想い。本来ならばメインイメージソングにも成り得たのだが、鷹嶺の中でヴェイグとのカップリングをクレアにするかアニーにするかで最後までもつれにもつれたために、断念。文字通り、ヴェイグ×クレアをイメージした曲である。ヴェイクレ好きの方は是非、ご一聴のほどを。 |
HOWEVER
【GLAY】 (1997)
作詞・作曲/TAKURO
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テイルズオブリバース・蒼穹之亭オリジナル恋愛小説「ALONE」メイン・イメージソング。GLAY最大級のヒットシングルであるため、今更多くは語ることはないと思うのだが、7,8年がたった今、鷹嶺的にTORの小説構想において、HOWEVERの起用を思い立ったのは実に嬉しい。 TORをクリアする前に、クリア後この小説を書くか書くまいか悩んでいた時に、エンディングアニメーションを観て即座にメインイメージソングに浮かんだのがこれだった。 |
愛の鐘が世界に響きますように…
【DEEN with 亀淵友香&The Voices of Japan】 (2004)
作詞/池森秀一 作曲/山根公路
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2004年年末のDEEN30thシングル。スケールの大きなAORバラードソングであり、個人的には、テイルズオブリバース発売後の良い時期にこの曲が出たなあと思って止まない心象である。 争いの絶えない世の中に、争いがなくなるようにと願う人々の思いを池森氏らしい詩風でつづっていると思う。欲張りだが、テイルズオブリバースが映像化されたら、エンディングテーマ曲にしても良いと思うほどである。 |
Revolution
【徳永英明】 (1991)
作詞・作曲/徳永英明
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1991年。ハイビートなロックであるが、この曲の起用は個人的な場の雰囲気作りみたいなものである。書き出しが謝肉祭と言うこともあり、少しお祭りにも似たビート感を求めた。2004年に流行したマツケンサンバIIというのも烏滸がましい気がした。本編に直接影響する曲ではない。 |
初恋のいた場所
【海援隊】 (2004)
作詞/武田鉄矢 作曲/千葉和臣
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2004年。この小説を連載している期間にテレビ放映中の「3年B組金八先生」テーマ曲。ストーリーは大人になった主人公が幼い時に懐いた初恋の想い出を振り返るという内容なのだが、千葉和臣氏らしいクリアブルーな曲調が、スールズ村の情景を連想させる。個人的には10年後のヴェイグが、クレアに語りかけるような内容を想定。 |
幾千の時を経て
【徳永英明】 (2002)
作詞・作曲/徳永英明
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ALONE構想開始時に最初にフィーチャーしようと思っていた曲。アガーテが生害するというエンディングに納得がいかず、ミルハウスト×アガーテのCPを決定したと同時に思い浮かべた。ストーリーはタイトル通りにどんなに距たれてもどんなに時間が経ち生まれ変わっても、愛するのはあなただけだという、ED後のミルハウストの心境を思い浮かべている。LP調に入れられた雑音と機械仕掛けのSDが、殷賑たるカレギアの首都バルカの一角を想像させよう。 |
追憶
【徳永英明】 (2000)
作詞・作曲/徳永英明
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蒼穹之亭ライフソング。鷹嶺 昊の創作活動において常に欠かすことの出来ない曲。徳永英明が自然すぎるほど自然体で出来上がったこの楽曲はオーソドックスながらも、過去を振り返り、今の愛と絆の深さを真っ直ぐに伝えている。ED後のヴェイグとクレアか、ティトレイとヒルダか。或いはミルハウストが夢に見るアガーテの姿か。今回ALONEの創作において、この曲の意味する部分はやはり大きいものがあるだろう。 |
OCEAN~Korean version~
【DEEN】 (2004)
作詞/池森秀一 作曲/鈴木寛之 訳詞/Iguana Voice
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テイルズオブリバース・蒼穹之亭オリジナル恋愛小説「ALONE」メイン・イメージソング。OCEANの韓国語バージョンと言うことでシングル「愛の鐘が世界に響きますように…」に収録。 |